コインパーキングに「センチュリー」駐車ダメ? SNSで話題の「ロードローラー」はアリ? 意外とNGな車両とは
コインパーキングに「ロードローラ!?」 これってアリなの!?
一方、ボディサイズが規定内であっても駐車することができない車両もあります。その代表例が建設用車両です。
タイムズパーキングの利用約款では「大型特殊、建設用特殊等の特殊な用途の車両等で、駐車場施設又は機器に損傷を発生させるおそれのある車両」として、建設用車両の駐車を制限しています。
ただSNSなどでは、ロードローラーのような建設車両がコインパーキングに駐車しているようすがしばしば見られます。
多くの場合、フラップなどの機器を損傷させないように配慮して駐車されているようですが、少なくとも「タイムズパーキング」の場合では、こうした建設車両の駐車は不可能とされています。
さまざまな種類のあるロードローラーですが、もっともコンパクトなものでは軽自動車に近いサイズであるため、物理的にはコインパーキングに駐車することは可能です。
とはいえ、コンパクトなロードローラーであっても、車両総重量は少なくとも6トンを超えることもあり、例え機器を避けたとしても路面などに与える影響は少なくありません。

タイムズ24の担当者は「定期巡回時や他利用者からの連絡で、約款違反の車両が確認できた場合は、張り紙によって案内している」としています。
ただ、コインパーキングによっては、事前に建設業者などと協議したうえで、ロードローラーなどの建設機械を駐車することを認めている場合もあるため、それが約款違反であるかはケースバイケースといえそうです。
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そのほか「タイムズパーキング」の利用約款では、駐車可能な掲示のない限りは、原動機付き自転車を含むバイクや小型特殊車両などの駐車も制限しています。
このように、コインパーキングには、利用できる車両についてのさまざまな制限があることが一般的です。
そのため、コインパーキングを利用する際には料金と合わせて、利用約款も確認することがトラブルを避けるためには重要です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。












