ド迫力エアロのトヨタ新型「GR86」爆誕!? 米ADROのボディキットが現地発表 11月予約開始

トヨタ「GR86」向けの新たなボディキットが、米国のアフターパーツメーカー「ADRO」から発表されました。迫力あるワイドボディを実現するだけでなく、空力にも優れているということです。

スバル「BRZ」にも装着可能

 米国のアフターパーツメーカー「ADRO」(Aerodynamic Development Race Optimization)は、トヨタ「GR86」向けの新たなボディキットを2022年10月12日に現地で発表しました。GR86の姉妹車であるスバル「BRZ」にも装着できます。

米ADROのエアロキットを装着したGR86
米ADROのエアロキットを装着したGR86

 今回発表されたエアロキットは、フロントバンパーエクステンション、フロントオーバーフェンダー、リアオーバーフェンダー、カーボンファイバーサイドエアベントカバー、カーボンファイバーフロントリップ、カーボンファイバーサイドスカート2種などで構成されます。

 装着することにより、フロントバンパー部で5インチ(約127mm)以上、リアバンパーで6インチ(約152mm)以上のワイド化を実現。フェンダーの存在感も強調されたほか、カーボンファイバー製のウィングとディフューザーを装着することで、全長も5インチ以上長くなるということです。

 CFD技術も活用して開発されたことで、空力性能にも優れており、高いダウンフォースと低い空気抵抗を実現します。

 韓国の工場で手作業で生産され、出荷までに40時間もの時間が費やされるということです。

 ADROでチーフテクノロジーオフィサーを務めるショーン・ユン氏は、エアロキットについて次のようにコメントします。

「ADROでは、クルマの性能を機能的に向上させるとともに、オリジナルのデザインラインにできるだけ忠実なデザインを開発することを心がけています。

 ノーマルのGR86は素晴らしい車ですが、その性能に見合うような力強い外観を作ることが今回のプロジェクトの焦点でした」

※ ※ ※

 ボディキットの価格は4750ドル(約71万円)。予約は11月に現地で開始されるほか、ラスベガスで開催される「SEMAショー2022」にも出展されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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