攻めすぎ!? 「目がない」新型「フェアレディZ」出現!? 深海魚顔&ド迫力エアロ仕様がカッコイイ! カスタムレンダリングに称賛の声
14年ぶりのフルモデルチェンジを果たし登場した日産新型「フェアレディZ」。ボディキットデザイナーのTed Li氏は、そんなZにスラントノーズを取り入れたカスタムを施したレンダリングを作成、公開しました。このカスタムレンダリングについて、SNS等ではさまざまなレビューが集まっています。
深海魚のようなデザインの新型「フェアレディZ」に称賛の声多数
14年ぶりのフルモデルチェンジを果たし登場した日産新型「フェアレディZ」。日本や米国での納車も始まり、早速カスタムを施された車両の画像を見るようになってきました。
そんななか、ボディキットデザイナーのTed Li氏は、そんな新型フェアレディZ(海外名:「NISSAN Z」)にスラントノーズを取り入れたカスタムを施したレンダリングを作成し投稿。このクルマについて、SNSなどではさまざまな意見が集まっています。
2021年8月に北米仕様が世界初公開された新型フェアレディZは、市販7代目となるモデル。あまりの人気ぶりに一部の販売店では注文が抽選でおこなわれるなど、多くの話題を呼びました。
そんななか、ボディキットデザイナーのTed Li氏は、新型Zを更にスラントノーズ仕様へカスタマイズしたレンダリングを公開しました。
スラントノーズとは、フロントのノーズ部分が前方にせり出して傾斜したノーズのデザインのことで、フラットノーズともいわれます。車体前端の空気抵抗を抑える目的で考案され、マツダ「サバンナRX-7」や日産「フェアレディZ(Z31型)」など、スポーツカーを中心に採用されていました。
フロントでは、バンパーがスラントノーズ化され、ヘッドライトがバンパー下部に移設されており、まるで目が退化した深海魚のようなデザインに。ボンネットもインテークつきのものに変更され、フェンダーも大型のものが装備されるなど、迫力のあるワイドボディになっています。
リアビューでは、70年代の北米Zで流行ったルーバーがリアウィンドウに設置されるほか、大型のウィング、ディフューザーが装備され、かなりスポーティな印象になっています。
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レトロなようで新鮮さも感じさせる、かなり攻めたデザインのレンダリングですが、このクルマについてさまざまな意見が集まっています。
一番多く見られるのは、「カッコイイ」「一石投じる感じで良い」「これなら買います」などデザインについて称賛する意見です。
また「ポルシェ 935を思い出した」「S2000のコンセプトカー(SSM)っぽい」など過去スラントノーズを採用したクルマやバンパー下部にヘッドライトがあるクルマを思い出したという過去のクルマを懐かしむ様子も見られます。
一方で「パーツとしての実現はほぼ不可能」「フロントバンパーは開口部の少ないデザインにすると冷却性能が落ちてオーバーヒートしてしまう」「このヘッドライトの位置じゃ認可下りない」など冷静な意見も見られました。
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スラントノーズ仕様の新型フェアレディZについて様々な意見が飛び出しましたが、ボディキットデザイナーのTed Li氏は、このクルマ以外にも、トヨタ「スープラ」にアストンマーチンのワンオフモデル「Victor」をオマージュしたカスタマイズを施したモデルや、テスラ「サイバートラック」の16輪仕様などなど現実にはまだ存在しないような、あらゆる「もしかしたら」なクルマのレンダリングを作成し自身のSNSに投稿しています。
一方で、過去に自身がデザインしたトヨタ「スープラ」のボディキットが現実になり、米国でおこなわれるSEMAショーに展示されていた経歴も持ちます。
Ted Li氏の製作したレンダリングは、もちろん非現実ですが、一度スープラのボディキットが現実となった点を考慮すると、何処かのカスタムショップが現実のものとする可能性を完全には否定できません。新型フェアレディZのカスタマイズモデルも少しずつ現実に出てきていますので、今後のフェアレディZカスタムの動向が楽しみです。
空でも飛ぶのか?