“ほぼ北海道一周”自動運転モードでの走行に成功! 国内ベンチャー企業が発表
スタートアップ企業のTURING社が、AI自動運転システムの実用性・耐久性の実証プロジェクトを実施。「北海道一周長距離走行プロジェクト」と題し、1300km以上の道のりを自動運転モードで走行することに成功しました。
1300km以上の道のりを自動運転モードで走行
AIテクノロジーを活用し自動運転技術を開発するスタートアップベンチャー企業のTURING社(以下、チューリング社)は、AI自動運転システムの実用性・耐久性の実証を目的に、「北海道一周長距離走行プロジェクト」を実施し、総走行距離1480kmのうち約95%(1300km以上)の道のりを自動運転モードで走行することに成功したと2022年10月12日に発表しました。
チューリング社によると、このプロジェクトは北海道全域を実証実験地区と設定した国内初の取り組みということです。
チューリング社にはこれまで、千葉県内の公道や城里テストセンター(日本自動車研究所)内で、自動運転システムの開発・検証を実施。
そのうえで、2022年10月上旬に実施された北海道におけるプロジェクトでは函館市から札幌市・稚内市・釧路市・帯広市を経由するルートにて北海道内AI自動運転システム一周がおこなわれました。
チューリング社の共同創業者CTO 青木俊介氏は、本プロジェクトについて次のようにコメントしています。
「創業わずか1年のチューリング社ですが、『ワクワクすることをやろう』『技術で奇跡を起こそう』という気概のあるエンジニア・スタッフが集まり、これまで順調に開発を続けてまいりました。
本プロジェクトでは1300km以上の道のりを自動運転で走破することに成功し、チューリング社の技術レベル・開発速度を示すことができたと自負しております。今後も完全自動運転車実現のために、さらなる技術開発・研究を進めてまいります」
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