VIP専用! 防弾仕様の「ロールスロイスSUVリムジン」登場! 豪華オシャ内装で車中泊も可能? 全長5.6m超えの「カリナン RCR 9001」とは
2022年6月22日、ドイツのKLASSEN(クラッセン)がロールスロイス「カリナン」をストレッチし豪華内装としたうえ、装甲車仕様にした「カリナン RCR 9001」の写真をSNSに投稿しました。装甲車規格の保護レベルVR6を満たすクルマです。
ロールスロイスのSUVをリムジン化! 「カリナン RCR 9001」
2022年6月22日、ドイツの高級車カスタムメーカー「KLASSEN」(クラッセン)が、「カリナン RCR 9001」の写真を自社の公式SNSに投稿しました。これはロールスロイス「カリナン」の全長を延長しリムジン化、豪華内装の装甲車に改造したものです。
カリナンはイギリスの高級自動車メーカー「ロールスロイスモーターカーズ」より2018年5月に発表された同社初のSUV。2022年9月現在日本では4000万円を超える価格で販売されています。ボディサイズは、全長5340mm×全幅2000mm×全高1835mmです。
カリナンを豪華内装の装甲リムジン仕様に改造したのはKLASSENというドイツのカスタムメーカー。同社は、メルセデス・ベンツやランドローバー、レクサスなどの高級車をリムジンや豪華内装仕様、装甲車仕様などに改装・販売しています。
KLASSENがカリナンをベースに改造したカリナン RCR 9001のエンジンは、最高出力571馬力を発揮するV型12気筒エンジン。これにオートマチックトランスミッションが組み合わされています。
全長は350mm延長され、5690mmになっており車内空間が拡大していますが、乗車定員は4名です。
インテリアには前席と後席の間に開閉可能な大きな間仕切りが追加されているほか、後席は後ろに90度倒せるようになっていて、フルフラットにすればオットマンも含めた1面の大きなベッドのようになり、車中泊もできそうです。
公開された仕様は、外装色がブラック、内装はボルドーとブラックの組み合わせです。
しかしカリナン RCR 9001は、単なる豪華なリムジン仕様というだけではありません。
銃撃や爆破などに備え、フロアやルーフ、ドアなどへの装甲の追加、防弾ガラスへの換装やサスペンションの強化、ステレオカメラの搭載、電子制御の調整など様々な改造がおこなわれた防弾・装甲仕様となっているのです。
その乗員保護レベルは、マグナムやサブマシンガンの弾丸にも耐えられるVR6レベルに達しています。
エクステリアは、通常のロールスロイスと比較してボディが伸ばされただけでなく、サイドに赤いコーチラインが施されたり、ボディを延長した部分にドアハンドルからつながるトリムを配置するなど、独自の装飾も施されています。
価格は「要望に応じて」となっており、公開されていませんが公式ホームページより問い合わせを受け付けています。
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KLASSENは日本に拠点を持ちませんが、同社の車両は、日本にも輸入された実績があるようです。
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