ランクルの強敵!? 世界一タフな日産のオフロード四駆! 新型「パトロール ウォーリア」豪でデビューへ
日産オーストラリアは、現地開発モデルとして「パトロール ウォーリア」を発売することを明らかにしました。ウォーリアシリーズ第1弾の「ナバラ」と同じく、プレムカーが開発を担当します。
めちゃくちゃタフな「パトロール」爆誕!?
日産のオーストラリア法人は2022年9月27日、現地開発モデルの「ウォーリア」シリーズを拡大し、「パトロール ウォーリア」の開発に、ビクトリア州に拠点を置く自動車エンジニアリング企業のプレムカーが参加することを決定しました。
ウォーリアシリーズの第1弾として、プレムカーが手掛けた“世界一タフ”な「ナバラPRO-4X ウォーリア」を2021年9月にオーストラリア市場に投入。
同車は「世界でもっともタフなナバラ」としてオーストラリアの過酷な地形に対応するオフロード性能を備えながら、快適性を犠牲にしないモデルとして人気を博しています。
そして第2弾となるパトロール ウォーリアにおいても、プレムカーが開発を担当。
ホイールやタイヤサスペンションを改良したほか、最低地上高のアップやワイドスタンス化、乗り心地や操縦性の改善を施し、298kWのパワーと560Nmのトルクを発揮するパワフルな5.6リッターV型8気筒エンジンを搭載するパトロールを最強のウォーリア仕様に仕上げました。
そしてオーストラリアの厳しい環境下でテストを重ね、同国専用車として発売されることになります。
日産オーストラリアのマネージング・ディレクター、アダム・パターソン氏は次のようにいいます。
「オーストラリアではプレムカーとのコラボレーションであるウォーリアプログラムが絶大な人気を誇っており、新型パトロール ウォーリアは、多くのオーストラリア人同様、私も早く乗りたいクルマです。大成功を収めることは間違いありません」
プレムカーの開発プログラムは約12か月かかる見込みで、プレムカーによる追加採用、拡張、投資を伴うほどの大規模なプロジェクトとなります。
新型パトロール ウォーリア by プレムカーの詳細については発売間近に明らかにされる予定です。
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パトロールは大型の高級SUVで、かつて日本では「サファリ」として販売されていましたが、2007年6月に日本での販売を終了した後は海外専用車として進化。
トヨタ「ランドクルーザー」に対抗するオフロード四駆として人気があり、オーストラリアや中東などで販売されています。
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