「関東最大級の遊び場」が首都高に存在!? 東京の手前にできた「ハイウェイオアシス」は通過するのがもったいない!

首都高速川口線の上りの川口ハイウェイオアシスは、“関東最大級の遊び場”を併設しています。高速からそのまま行ける施設ですが、どのような場所なのでしょうか。

川口PAとイイナパーク川口が連結

「関東最大級の遊び場」をうたうスポットが、首都高速に存在します。どのような場所なのでしょうか。

川口ハイウェイオアシス(開業前の2022年4月24日、編集部撮影)
川口ハイウェイオアシス(開業前の2022年4月24日、編集部撮影)

 首都高速川口線上りの川口PAが2022年4月、「川口ハイウェイオアシス」(埼玉県川口市)としてオープンしました。

「ハイウェイオアシス」は、高速道路のSA・PAと都市公園や地域振興施設が一体的に整備されているのが特徴です。高速道路から降りずに公園やその地元の施設を利用できます。単なる休憩施設の枠を超えて観光名所になっているところもあります。

 川口ハイウェイオアシス(川口PA)は、首都高速川口線と東北道、外環道が交差する川口JCTから東京方面へ進み、川口本線料金所の先にあります。

 この施設は、川口市の「イイナパーク川口」(赤山歴史自然公園)と連結しており、公園や付随施設に高速道路から直接出入りできるのが特徴です。また、地元の人も一緒の施設を利用できます。

 駐車台数は、首都高側が大型車43台、小型車179台、障害者用5台、一般道側が大型車5台、小型車332台、障害者用3台です。

 川口ハイウェイオアシスの目玉は、遊具施設「ASOBooN(アソブーン)」です。

 この施設は、日本の玩具メーカー・ボーネルンドがプロデュースし、首都高速道路サービスが運営する全天候型の屋内外遊び場で、規模は関東最大級といいます。

 施設内にはシンボルとなる大型遊具やエアマットなどで体を動かせるコーナー、川口の植木など自然を感じられる中でままごと遊びや読み聞かせができる広場コーナー、首都高をイメージする乗り物コーナーなどが設置されます。

 営業は平日10~17時、土休日10~18時(火曜定休)。利用料金は、子供1人+大人1人で1500円を基本とし、追加で子供1人900円、大人1人600円となります。6か月未満の子供は無料です。

 平日は時間無制限で再入場可、休日は2.5時間制で再入場不可です。

※ ※ ※

 かつて川口PAにあった食堂や売店などの商業施設は、公園側に移転し、店舗の面積や座席数もそれぞれ約2倍に拡充。

 食堂メニューもさらに充実させて、ビジネスドライバーの需要に応えるほか、イタリアンシェフ監修の洋食や、親子で一緒に食べられる親子プレートなど公園利用者向けの新メニューも用意しています。

 また、近隣住民の利用も意識し、コーヒー・スイーツ・ホットスナックなどのカフェメニューや軽食も拡充します。

 売店は、売り場面積を拡大し、みやげ・日用品・地元野菜などとともに、公園で遊べるボーネルンドの玩具や「はたらくトート」など首都高オリジナルグッズも販売。

 また、食堂のメニューや売店で販売する手作り弁当・おにぎりには、川口市産である鋳物の羽釜で炊き上げたご飯が使われています。

【写真で探検】首都高「川口ハイウェイオアシス」の遊び場・売店・食堂・トイレをぐるっと見てみる(104枚)

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