炊事や洗濯まで… 利用者増で相次ぐ「車中泊トラブル」に“秘策”が好評!? 車中泊勢の救世主なるか
車中泊初心者ユーザーに向けた「10か条」も紹介しマナーの啓蒙も実施
またジャルパではキャンピングカーのオーナーズクラブとして有料会員制の「くるま旅クラブ」を設け、RVパーク以外にも会員専用の車中泊スポットを増やしています。
温泉地の「湯YOUパーク」やレストラン隣接の「ぐるめパーク」、観光に便利な鉄道施設に隣接する「とれいんパーク」など特徴をもたせたもので、利用特典も設けています。
通常のクルマよりも大柄な車体を用いるキャンピングカーやキャンピングトレーラーの場合、観光地での移動や駐車に制限があるケースもあるので、ユーザーにとっても有効な策といえます。
さらにジャルパでは、車中泊利用者に対する啓蒙活動として、公共駐車場を使用する利用者に対し「公共駐車場でのマナー厳守10か条」を掲げ、利用者に理解を求めています。
10か条では次の基本的な項目について改めて掲示しています。
「長期滞在を行わない」「キャンプ行為は行わない」「許可なく公共の電源を使用しない」「ゴミの不当投棄はしない」「トイレ処理は控える」「グレータンクの排水は行わない」「発電機の使用には注意を払う」「オフ会の待ち合わせは慎重に」「車椅子マークの所に駐車しない」「無駄なアイドリングをしない」
ジャルパの公式サイト上には、10か条それぞれの項目ごとに詳細な解説もおこなっており、車中泊の初心者ユーザーにも理解しやすい内容となっています。
そのうえでキャンピングカー利用者が安心して宿泊できる場所として、施設の整ったオートキャンプ場や、前出のRVパークなどの施設利用も推奨しています。
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ごく一部に存在するマナーの悪いユーザーのせいで、車中泊の利用場所が減ったりすることがないよう、この先も車中泊ユーザーそれぞれの強い自制が求められるところです。
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