北欧生まれのプレミアム・スタッドレスが新登場! ノキアンタイヤ「ハッカペリッタR5」発売 SUV用やEV用も用意
日本ではあまり知られていませんが、北欧のタイヤメーカー「ノキアンタイヤ」は世界で初めてウインタータイヤを作ったメーカーで、多くの自動車メーカーの冬用推奨タイヤとして採用されています。そんなノキアンタイヤの新プレミアム・スタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR5」が登場しました。
ボルボやBMWなど多くのメーカー推奨タイヤに採用
阿部商会はノキアンタイヤの新スタッドレスタイヤ「HAKKAPELIITTA R5(ハッカペリッタR5)」シリーズを発表しました。2022年8月より順次発売されます。
ノキアンタイヤは北欧フィンランドのタイヤメーカーで、1898年に創業したゴムメーカーを前身とする老舗メーカーです。
1934年に世界初のウインタータイヤを生み出して以来、プレミアム・ウインタータイヤメーカーとして高い評価を受けており、ジャガー・ランドローバーやテスラ、ボルボ、そしてBMWやMINIなど多くの自動車メーカーより冬用推奨タイヤとして採用されています。
さらにノキアンタイヤは、ブリヂストン商品の北欧向けタイヤの委託生産もおこなっています。
阿部商会は2017年よりノキアンタイヤの日本総輸入元となっています。
今回登場したハッカペリッタR5シリーズには、乗用車用の「ハッカペリッタR5」のほか、SUV用の「ハッカペリッタR5 SUV」、そしてEV用の「ハッカペリッタR5 EV」の3タイプが設定されています。
トレッドパターンは日本メーカーの多くのスタッドレスタイヤとは異なり、Vシェイプのパターンを採用。回転方向指定のディレクショナルトレッドデザインは、従来品「ハッカペリッタR3」と比較して、サイピングが10%増、トレッドブロック数は40%増、さらに接地面は4%アップすることで、あらゆる路面におけるグリップ性能を向上させています。
コンパウンドにはミクロの結晶を配合した「アークティックグリップクリスタル」を搭載。結晶が内蔵されたスパイクのように機能し、氷上でも強靭なグリップ性能を発揮します。またサイピングは従来品比で10%増。接地面の拡大とエッジ効果の向上を実現しています。
さらに3Dロックサイプの採用によりブロック剛性も適正化。ブロックのよれを防ぐことでドライ路面でのハンドリングの応答性も向上、またサイプ潰れによる偏摩耗も抑制しています。
SUV用のハッカペリッタR5 SUVはSUV用に最適化されたコンパウントを採用し、安定性と耐摩耗性を改良しています。
またEV用のハッカペリッタR5 EVは、タイヤ内部にスポンジを採用することで、高速走行で「パカン,パカン」となる共鳴音の発生を減少、車内に伝わるノイズを低減し、快適性を向上させています。またEV専用トレッドコンパウンドや専用トレッドプロファイルを採用し、高トルクの車両への対応や接地面を増やすことで高い加速力にも対応しています。
ハッカペリッタ R5が175/65R14から275/35R20まで52サイズ、ハッカペリッタR5 SUVが215/60R17から285/40R22まで53サイズ、そしてEV用のハッカペリッタR5 EVが235/45R18から275/35R21まで23サイズの、計128サイズを用意。
価格はすべてオープンとなっています。
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