HKSの新サスペンション「HIPERMAX R」に「GR86」「GRスープラ」「フェアレディZ」「WRX STI」用追加…R34型「GT-R」用も!
HKSが2022年7月に販売を開始した車高調整式サスペンション、「HIPERMAX R」の適合車種に新しく6車種が追加されました。20年以上前に終売した「GT-R」用もラインアップしています。
「R」が満を持して登場「究極のマルチパフォーマー」
自動車アフターパーツのHKS(エッチ・ケー・エス)は2022年7月25日に発売した自動車用サスペンション「HIPERMAX(ハイパーマックス) R」の対応車種ラインアップに、新たに7車種を追加したと発表しました。
「HIPERMAX R」は、2013年に販売を開始した「MAX IV SP」で培った技術を用い、さらなるハンドリング性能やトラクション(路面へ駆動力を伝える力)性能の向上を図ったもので、スポーツ志向の高いサスペンションといいます。
今回、ラインアップされた6種類はトヨタ「GRスープラ」「GR86」「GRヤリス」と、日産「フェアレディZ(Z34)」「スカイラインGT-R(BNR34)」、マツダ「RX-7(FD3S)」、「WRX STI(VAB)」です。「スカイラインGT-R」は終売から約20年経つモデルです。
HKSは「HIPERMAX R」を「究極のマルチパフォーマー」と称しており、専用装備として熱ダレに強く高粘度の新開発オイル「SRF (スーパーレスポンスフルード)」をサスペンションダンパー内に封入し、微低速域からサスペンションの動きをなめらかにすることでハンドリング性能の向上と高い安定性を実現したほか、サスペンションスプリングには高強度な材質を用いた「LVS (ローバイブレーションスプリング)」を装備し、優れたレスポンスと雑味のない乗り味に寄与するとのことです。
また、サスペンションスプリングの上部には「スプリングリテーナー」を配し、車体とサスペンションの取り付け部分であるアッパーマウントとサスペンションのスプリングに間隔があいています。そのため、スプリングが横方向に伸びようとする荷重の「サイドフォース」が発生せず、よりサスペンションダンパーの動きがなめらかになるほか、車両の安定性向上にも利点があるといいます。
今回追加された「HIPERMAX R」7車種分の価格と主なスペックは以下です。
GRスープラ(DB02/DB42/DB22/DB82):36万3000円(税込)
スプリングレート F=137N/mm(14kgf/mm)/R=196N/mm(20kgf/mm)
GR86(ZN8):30万5800円(税込)
スプリングレート F=88N/mm(9kgf/mm)/R=98N/mm(10kgf/mm)
フェアレディZ(Z34):30万5800円(税込)
スプリングレート F=157N/mm(16kgf/mm)/R=177N/mm(18kgf/mm)
スカイラインGT-R(BNR34):28万3800円(税込)
スプリングレート F=137N/mm(14kgf/mm/ R=118N/mm(12kgf/mm)
GRヤリス(GXPA16):42万6800円(税込)
スプリングレート F=118N/mm(12kgf/mm/ R=157N/mm(16kgf/mm)
RX-7(FD3S):29万4800円(税込)
スプリングレート F=157N/mm(16kgf/mm/ R=177N/mm(18kgf/mm)
WRX STI(VAB):32万7800円 (税込)
スプリングレート F=137N/mm(14kgf/mm/ R=137N/mm(14kgf/mm)
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。