トヨタ 新型「シエンタ」を「奇抜すぎた」旧型と比較! シャープ顔から「天然顔」に変わった理由とは

2022年8月23日、トヨタはコンパクトミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジしました。先代とは大きくイメージを変えた内外装デザインを中心に新旧モデルを比較します。

「どっちが好み!?」 アクティブすぎる先代シエンタと、ナチュラルな新型シエンタ

 トヨタは2022年8月23日、コンパクトミニバン「シエンタ」を約7年ぶりにフルモデルチェンジしました。アクティブさを強調した先代からイメージを一新。四角と丸をモチーフにした、シンプルなデザインが特徴です。
 
 ガラッと変わった新旧のシエンタについて、内外装デザインを中心に比較してみましょう。

(上)2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ 新型「シエンタ」(3代目)/(下)先代(2代目)「シエンタ」(2015年から2022年)
(上)2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ 新型「シエンタ」(3代目)/(下)先代(2代目)「シエンタ」(2015年から2022年)

 先代(2代目)シエンタは2015年にデビューしました。

 トヨタ最小サイズの5ナンバー3列シートミニバンとして、街乗りでの使い勝手を重視する一方、パッケージングを細部まで工夫し、十分な室内空間と実用性を確保しています。

 開発キーワードは「アクティブ&ファン」。

 外観デザインイメージは「アーバントレッキングシューズ」で、鮮やかな黄色をはじめとするカジュアルなボディカラーと相まって、ちょっと奇抜ながらもアクティブなデザインイメージが大きな特徴となりました。

 一方、今回およそ7年ぶりのフルモデルチェンジを実施した3代目の新型シエンタは、ユーザーが持つ価値観の変化に着目。

 外観デザインのキーワードは「エモーティブ ライフ ツール」とし、生活の道具として活躍するシエンタの機能性をデザインにも反映させました。

 具体的には、室内の広さを感じさせながらも、車体を大きく見せない形状にしたとトヨタでは説明します。

 全長・全幅は先代と同様ながら、キャビンを大型化するとともにサイドウィンドウも拡大し、良好な視界を確保しながら、四角と丸を用いた「シカクマル」モチーフでコーナー部を丸くすることで、見た目にコンパクトに見せているといいます。

 先代のエモーショナルな形状とは一変し、ナチュラルで優しいテイストが強調された印象です。

 また樹脂素材色で別体化したサイドプロテクションモールも、気兼ねなく使える「ツール感」を強調しています。

 ボディカラーは「アーバンカーキ」や「ベージュ」といったナチュラルなアースカラーを中心に全7色を用意。さらにダークグレーのルーフと組み合わせたツートンカラーも2色を設定します。

※ ※ ※

 内装も、新旧シエンタで対照的なデザインとなりました。

 先代シエンタは、腕の動きに合わせたという有機的な形状を組み合わせたインパネデザインが特徴です。随所にオレンジの差し色やサテンメッキやピアノブラックの加飾を配置し、内装色もベージュとダークブラウンを組み合わせるなど、細部で質感の高さを強調します。

 対する新型シエンタは「使う楽しさと、居心地のよい空間」をテーマに開発されました。

 水平基調のインパネ形状は、室内の広がりと車両感覚のつかみやすさを向上させています。

 また外装同様にシカクマルモチーフをドアポケットやカップホルダー、エアコンの吹き出し口などの機能部品の随所に配して、インテリアに統一感を出しています。

 このほか、カップホルダーやコンビニフックの機能をピクトグラム(絵文字)で表示したり、その機能部分に差し色を入れるなど、楽しい工夫も施されています。

 内装色は、明るい「フロマージュ」と落ち着いた「ブラック」、さらにアースカラーの「カーキ」と3パターンを用意します。

※ ※ ※

 シエンタは新旧モデルともに1.5リッターガソリンエンジン車と、同ハイブリッド車の2タイプが用意されていますが、新型では性能を向上させたダイナミックフォースエンジンに刷新し、ハイブリッドもシステムを高効率化するなど、すべてをアップデート。TNGA GA-Bプラットフォームの採用と共に、走行性能や燃費も大幅に改善されています。

 新型シエンタの消費税込み価格は、195万円から310万8000円です。

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4件のコメント

  1. カングーを小さくして7人乗りにした感じでとても好き。購買欲がヤバい。
    現行は気持ち悪い。特に黄色とか緑のやつ。黄色に青の刺し色のヤツをデザインした人、買う人の右脳はおかしいと思う。そして、リアビューはハリウッドザコシショウにも見える。

  2. なんか、シトロエンのパクリみたいに見える。

  3. まるっとシトロエンのパクリですね。
    デザイナーもその程度ということなんでしょうか。

    どうせシトロエンのパクリをするのならば、細部のディテールまですべて取り込めばいいのに中途半端。
    前輪の前の黒いところは、デザイン画のようにもっとフロントグリルサイドまでのばせばいいのに変に小さめにしているから「パッソのように安っぽくいやらしい感じの頬」が出来上がっていて醜悪。
    そういう部分って大事だと思うんだけど。
    あとフロントガラスが寝すぎ。
    もう少し立ててあげれば室内開放感が上がっただろうに。
    子のスタイリングに寝かせたフロントガラスはいらないでしょ。

    とはいえ、先代の醜悪・最低デザインに比べれば「ようやくまともに使える車を出してくれた」という感じがします。
    これは売れそう。

  4. まるっとシトロエンのパクリですね。
    デザイナーもその程度ということなんでしょうか。

    どうせシトロエンのパクリをするのならば、細部のディテールまですべて取り込めばいいのに中途半端。
    前輪の前の黒いところは、デザイン画のようにもっとフロントグリルサイドまでのばせばいいのに変に小さめにしているから「パッソのように安っぽくいやらしい感じの頬」が出来上がっていて醜悪。
    そういう部分って大事だと思うんだけど。
    あとフロントガラスが寝すぎ。
    もう少し立ててあげれば室内開放感が上がっただろうに。
    子のスタイリングに寝かせたフロントガラスはいらないでしょ。

    とはいえ、先代の醜悪・最低デザインに比べれば「ようやくまともに使える車を出してくれた」という感じがします。
    これは売れそう。

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