阪神高速4号湾岸線「10日間通行止め」 一部区間で11月に改修工事 周辺は渋滞を予測

リニューアル工事に伴い、阪神高速4号湾岸線の一部区間が2022年11月に10日間通行止めになります。周辺の道路は渋滞も予測されており、注意が必要です。

貝塚~りんくうJCT間が通行止め

 阪神高速は2022年8月18日、リニューアル工事のため4号湾岸線の貝塚~りんくうJCT間6.7kmを10日間通行止めにすると発表しました。

4号湾岸線の通行止め区間(画像:阪神高速)
4号湾岸線の通行止め区間(画像:阪神高速)

 期間は11月15日朝4時から25日朝6時までです。

 この期間中、区間内にある泉佐野北出入口、泉佐野南出入口に加え、区間外にある岸和田南入口(南行)も閉鎖されます。

 通行止めの期間中、周辺の高速道路や一般道では混雑が見込まれています。

 高速道路は通行止めの末端となる貝塚出口付近で、平日17時台だと約7km。一般道だと4号湾岸線の迂回路となる大阪臨海線や国道26号などで断続的な渋滞がそれぞれ発生する可能性があります。

 このため阪神高速は、鉄道などの公共交通機関の利用や、さらなる迂回、利用時間の変更などを検討するよう呼び掛けています。

※ ※ ※

 リニューアル工事の対象となる4号湾岸線の貝塚~りんくうJCT間は、関西空港の開港に先駆けて1994年4月に開通しましたが、それから約28年が経過し、路面を支える鋼床版の疲労対策が必要になっているといいます。

 また、この区間は開通後一度も通行止めなどを伴う大規模補修工事は実施されておらず、阪神高速のほかの区間と比べてもポットホール(穴ぼこ)など舗装損傷が顕在化しており、応急的な補修を繰り返してきたということです。

 今回のリニューアル工事では、鋼床版の疲労耐久性の向上を目的としたSFRC(鋼繊維補強コンクリート)舗装や、コンクリート床版の長寿命化に向けた高性能床版防水の実施など構造物の補強工事を計画。

 さらに、経年劣化した舗装の全面打ち換えや、損傷した伸縮継手の補修も予定されています。

 また、超高輝度反射シートを採用した標識板への取り替えや機械設備の更新なども実施される予定です。

【画像】4号湾岸線リニューアル工事の区間と渋滞予測を確認する(9枚)

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