爆売れなるか!? 日産新型「エクストレイル」が早くも1万台超受注 9割占める「e-4ORCE」搭載車とは?
日産が9年ぶりに全面刷新した新型「エクストレイル」が、発売後好調な滑り出しを記録しているといいます。また「e-4ORCE」搭載車が人気ということですが、どのような仕様なのでしょうか。
9割が「e-4ORCE」搭載車
日産は2022年7月25日に新型「エクストレイル」を発売しました。日本では約9年ぶりの全面刷新となりましたが、発売から2週間(8月7日まで)の受注台数は1万2213台を記録。この記録は歴代エクストレイル史上最速で、またe-POWER車(日産のシリーズ式ハイブリッド搭載車)としても最短で1万台を超えた結果になるといいます。
受注台数の内訳をみると、「e-4ORCE」搭載車が大人気になっているといいますが、どのような特徴があるのでしょうか。
新型エクストレイルのボディサイズは全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm。ふたつの駆動方式を設定し、ひとつが2WD(FF)、もうひとつが4WDのe-4ORCEとなります。
前述した受注台数のうち、駆動別構成比をみると、2WDが10%であるのに対し4WDは90%を記録。
タフギア感を歴代で押し出してきたエクストレイルらしいキャラクターが、駆動別構成比にも表れているといえるでしょう。
では、4WD仕様に搭載されるe-4ORCEとはどのようなシステムなのでしょうか。
e-4ORCEとは、日産の電動化技術と4WD制御技術、シャシ制御技術を統合した、電動駆動4輪制御技術を指します。
前後2基の高出力モーター、左右のブレーキを統合制御することで、タイヤの摩擦力を最大限使い切れるようにきめ細かく制御することが可能になります。
これにより、ドライバーの意のままの走りや、路面状況を問わない安定した走行、力強く滑らかな加速を実現。さらに、市街地走行における減速時において、頭の前後方向の揺れを軽減して乗る人すべてに快適な乗り心地を提供します。
e-4ORCEは、まだ日産の新型車のなかでも搭載事例が少ない技術となっており、新型エクストレイルはその走りを体感できる貴重な最新SUVといえそうです。
それではここでクイズです。
新型エクストレイルに先駆けて、e-4ORCE搭載仕様の存在が発表された日産のSUVは、次のうちどれでしょうか。
【1】デュアリス
【2】アリア
【3】キックス
【4】ルネッサ
※ ※ ※
正解は【2】の「アリア」です。
アリアは、2020年7月に世界初公開された日産クロスオーバーEVで、ボディサイズは全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm。欧州・北米・中国といったグローバル市場に投入されます。
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