クルマの電動パーツは故障しやすい!? 「ドアミラー」「スライドドア」作動不能になったときの対処法
オートスライドドアが故障すると修理代が高額!?
最近は、中古のミニバンなどもかなり手頃に入手可能で、実用性の高いミニバンは中古車市場でも人気のジャンルになっております。ただし、ここにも若干の落とし穴があるようです。
「実は、少し古めのミニバンなどに搭載されているオートスライドドアが開閉しなくなる故障が多いです。
現在ではスライドドア自体がかなり軽量になりましたが、少し前のミニバンのスライドドアは重く、これを動かす専用モーターに負担がかかり、ユニットが劣化して故障してしまうことが良くあります」(H整備士)
さらに専用モーターからスライドドアを動かすために使用されているワイヤーも劣化・破損してしまい、電動では反応しなくなってしまうことも。その場合は、どんな対処法があるのでしょうか。
「モーターユニット自体は部品発注できると思うので修理は可能ですが、交換までのプロセスが多く工賃もかなり高くなってしまいます。
新車ならともかく、安く購入した中古車では高い修理費を費やしてまで直すメリットはあまりないといえます」(H整備士)
幸いにも、スライドドアは電動では作動しなくなっても、手動で開閉ができます。ただしスライドドアがかなり重いので、高齢者や幼児では開閉が大変になってしまうデメリットもあります。
お金をかけて直すか、そうでなければ少し不便でも手動で開閉するか、このあたりを我慢できるかで、次のクルマへの乗り換え時期が変わりそうです。
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ドアミラーはちょっとしたことでも意外に傷つきやすく、ドアロックと連動した格納機能では、内蔵モーターが劣化してしまうこともあるのは覚えておきたいところです。
同様に、中古ミニバンのスライドドアも故障した場合はモーターユニット交換+工賃の出費が割に合わないようですので、手動で操作すればいいと割り切るほうが良いのかもしれません。
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