「救急隊に食事の時間を!」切実さを訴える“お願い” SNSで話題! 日本は公務員に視線が厳しすぎ!?
最近は、救急車の出動が多くなっておりひっ迫した状態が続いているといいます。そんななか埼玉県・さいたま市消防局のあるツイートが話題に。どういった内容なのでしょうか。
「救急隊に食事の時間を!」悲鳴を訴えるツイートが話題に
最近は、新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、またこの時期は夏の季節で熱中症になるケースもあることから、救急車が出向くことが多くなっています。出動率は90%を超えており、ひっ迫した事態だといいます。
そんななか、埼玉県さいたま市消防局(@Saitama_Shobo)の公式SNSが投稿したツイートが話題に。どういった内容なのでしょうか。
さいたま市消防局は、以下のように投稿しています。
「【救急隊に食事の時間を!】
救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。
そんな時は、出場できる体制を取りつつ、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をする事がありますので、ご理解をお願い致します」
ひっ迫した状態を訴える切実な投稿であることが分かりますが、これは14万いいねを超えるほどの反響を呼んでいます。
ユーザーからは「しっかり休んで頑張ってください!日々の救急業務お疲れさまです」「本当に深刻な問題だと伝わるツイートだ」「救急隊の皆さんに感謝」「このような告知しないと食事休憩も取れないのは悲しすぎる」など激励する声や心配する声などが寄せられています。
また、消防員を含む公務員は業務上お金や品物を受け取ることで賄賂罪に抵触する可能性もあることから、原則受け取りは禁止となっています。
このため、「缶コーヒーやジュースなど差し入れできたらいいのになあ」「低額な差し入れくらいできるシステムになってほしい」との声も見られました。
今回の投稿の詳細について、さいたま市消防局は公式ホームページで以下のように呼びかけています。
「救急隊が医療機関に併設されているコンビニエンスストアや売店を利用して、飲食物などを購入することがあります。
これは救急の連続出場により、救急隊が休憩や食事を摂れていないためです。
救急隊は休憩や食事の時間も常に出場体制を整えており、指令があれば食事を中断して出場します。
さいたま市消防局では、24時間365日市民の皆様に安心していただけるように万全の体制を整えていきますので、引き続き救急行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」
※ ※ ※
緊急出動については、今回投稿されたさいたま市のほか全国各地でもひっ迫しています。
東京消防庁の公式SNSでは「救急車の出動率が99%を超えているため、現在非常編成した救急車29台を含む300台で運用しています(以下略)」というツイートも見られます。
このため、救急車を呼ぶかどうかを迷った際はすぐに119番通報するのではなく、一度「#7119」(救急安心センター事業、全国18地域で展開)に相談することを検討することを考えても良いでしょう(#7119以外で相談等を行っている地域もあり)。
そもそも昼食が取れないのは労働基準法違反だろうに…。
アメリカ辺りならストライキになるのでは?
昼食を取らずに働けというのなら、必要もない救急要請に対してペナルティーをつけないといけないのでは?