東扇島「放置バス」ついに撤去! 落書き&破壊の状態から1年2か月越しの対応!? 行政代執行の様子とは
ついに行政代執行により放置バスを撤去へ
2022年7月22日、行政代執行法に基づいた行政代執行が川崎市によっておこなわれました。
7月22日午後5時、川崎市港湾局の職員数十名がバスの前で集まり、行政代執行を宣言。
「ただいまより、川崎市川崎区58番地東扇島東公園に放置された大型バスに対し、行政代執行法第2条にもとづく、行政代執行を行います。
令和4年7月22日17時 代執行責任者川崎市港湾局川崎港管理センター所長。
よろしくお願いします」
宣言がおこなわれたあとは、契約されたレッカー業者「矢向自動車工業」の作業員数名により、撤去作業は手際良く進められていきました。
まずはレッカー車の輪止めを前輪の下に潜り込ませるため、エアサスにエアーを注入して車体を上げる作業からおこなわれます。
輪止めを潜り込ませて車体を浮かせたあと、輸送中に割れた窓や部品が飛び散らないよう、各所の養生がブルーシートや養生テープでおこなわれました。
作業開始から約2時間後の19時頃。すべての作業が終了し、約1年2か月放置されたバスは35トンのレッカー車にけん引されながら移動開始しました。
積載ではなく公道を牽引されて移動する際に必須となる回送運行許可番号標(赤枠のナンバープレート)も取り付けられ、駐車場を後にしたのです。
交通整理がおこなわれたのち、レッカー車は神奈川県警のパトカーが先導しながら一時的に保管する場所へ放置バスを運んでいきました。
川崎市港湾局港営課によると、今回の撤去作業や警備にかかった費用は全部で30万円だといいます。
川崎市はこの撤去作業費用に加え、未納となっている駐車料金約70万円を所有者の男性に請求する予定です。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
どうせ請求しても払わないでしょ。財産の差し押さえも強制執行で行なえば良いと思う。
こういうあからさまに悪質なのは徹底的に処して頂きたいです。
身勝手なごね得は厳罰にせねばなりません。
この輩の不法放置で迷惑を被った期間の利用者一人当たりを被害換算して弁済していただきましょう。
勝手な言い分はある意味恫喝です。