「軽の白ナンバー」なぜ人気絶大? 新登場の全国版「花柄ナンバー」黄枠あっても軽の申し込みが圧倒的なワケ
2022年4月18日から交付が開始された、新しい全国版図柄入りナンバープレート。この申し込み状況はどうなっているのか、国土交通省に聞いてみました。
新しい全国版図柄入りナンバーは白ベースに花柄
全国版図柄入りナンバープレートとして過去に交付された「ラグビーW杯特別仕様ナンバープレート」や「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」は、軽自動車でも白いナンバーが装着できるとあって大人気になりました。
そして新たな全国版図柄入りナンバープレートが2022年4月18日から交付開始。図柄は「日本全体で立ち上がろう」という思いが込められ、全国47都道府県の花をモチーフにしたイラストを採用しています。
今回の新しい全国版図柄入りナンバープレートは交付料金のみで入手できるモノトーン版と、「日本を元気にする取り組み」に対する寄付金(1000円以上)で選択可能なフルカラー版が用意されています。
また区分を明確化させるために、一般的な登録車は枠なし、事業用登録車(商用車)は緑色の枠取り、軽自動車は黄色の枠取りが施され、計6種類がラインナップされています。
全国版図柄入りナンバープレートは、新車や中古車購入のタイミングだけでなく、現在乗っているクルマでも同じ番号で図柄入りナンバーに交換できるのもポイント。
さらに、クルマの買い替えなどで使用済みとなった図柄入りナンバーは、不正防止のための穴を開けたうえ、取り外して記念として保存することも可能です。
ラグビーW杯ナンバープレートや東京五輪ナンバープレートのようなシンプルなデザインではないものの、着色された枠があるとはいえ、軽にも白ベースのナンバーを装着できるとあって人気は上々のようですが、どれほどの人気を集めているのでしょうか。
全国版図柄入りナンバープレートの制度を担当している国土交通省に、人気動向を聞いてみました。
「新たな全国版図柄入りナンバープレートの申込み件数は、令和4年6月末時点で約6万7000件です。そのうち、約7000件が登録車(普通車)、約6万件が軽自動車となっております」(国土交通省担当者)
今回の全国版図柄入りナンバープレートは、全国の花のイラストが盛り込まれ、いかにも図柄入りといったデザインになっていますが、普通車のよりも軽自動車のほうが8.5倍以上も申し込みがあり、黄色い枠があるとはいえ、白ベースのナンバープレートを装着したい軽オーナーが多いことがわかります。
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かなりの盛り上がりを見せた、ラグビーW杯ナンバープレートと東京五輪ナンバープレートは、最終的にどれくらいの申し込み(交付)があったのでしょうか。
「過去に交付された全国版の図柄入りナンバープレートの交付実績ですが、『ラグビーW杯ナンバープレート』は2017年4月3日から2020年1月31日までの交付期間(約2年半)で約52万3000枚を交付しています。
『東京オリンピック・パラリンピックナンバープレート』は2017年10月10日から2021年11月30日までの交付期間(約4年)で約524万枚の交付枚数となっています」(国土交通省担当者)
ラグビーW杯ナンバープレートで人気に火が点き、その後の東京五輪ナンバープレートでは約10倍も交付されたというわけです。
白くてお花柄のナンバープレート、私もそれに交換したいです。こう感じるのは私だけかもですがなんとなく黄色のは安っぽく感じます。安い車乗ってます感があるのです。
白いのはそう感じません。最近知ったのですが来年の秋頃にぐんまちゃんナンバープレートが出るらしいのでこれもいいなぁと思い迷います。