「渋滞5km 10分」なぜ分かる? 参考になるも正確なの? 渋滞発生は「サグ」に注意?

渋滞情報電光掲示板には「この先〇〇、渋滞〇〇km」というような表示がされていますが、この渋滞が起きている場所や長さはどのようにして調べているのでしょうか。

渋滞の場所や時間ってどうやって調べてるの?

 主に高速道路では、道路上に設置された電光掲示板(情報板)が「この先渋滞●●km」、「●●IC-●●IC間、渋滞●分」といったように周辺の渋滞の状況を知らせてくれます。
 
 非常に便利な渋滞情報ですが、どのようにして渋滞距離や渋滞時間を計測しているのでしょうか。

よく見かける「ここから渋滞●●km」。どのようにして渋滞情報を収集しているのか。
よく見かける「ここから渋滞●●km」。どのようにして渋滞情報を収集しているのか。

 道路情報板では「宝塚-西宮山口JCT渋滞 5km」、「新静岡-藤枝岡部事故渋滞 3km 40分」や、「左ルート 工事渋滞 2km 5分」などルート毎の渋滞情報が表示されます。

 単純に「渋滞2km」と距離を表すものから「渋滞2km 5分」とおおよその通過時間を表すものまで存在。

 非常に便利な渋滞情報ですが、どのようにして渋滞距離や渋滞時間を計測しているのでしょうか。

 NEXCO中日本の広報担当者は、電光掲示板の渋滞時間や距離の計算方法について、以下のように話します。

「通行している車両の速度を測定するための『車両感知器』と呼ばれる機械を、道路の脇に間隔を置きながら設置しており、一定の速度を下回ると渋滞と判定し、渋滞の長さを算出しています」

 車両感知器と呼ばれる装置は、自動で走行速度や交通量を検知します。

 一般的には平均速度が時速40km/h以下で低速走行あるいは停止・発進を繰り返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態を“渋滞”と認識し、その車両の位置情報をもとに渋滞場所を検知しています。

 この車両感知器は「トラフィックカウンター」ともいわれ、首都圏付近ではおおよそ2kmの間隔で設置されていますが、すべての道路に設置されているわけではありません。

 車両感知器以外で渋滞情報を検知するためには、高速道路で働いているスタッフの活躍も重要な役割を担っています。

 たとえば24時間365日巡回をおこなっている交通管理隊は、巡回中に渋滞に遭遇すると交通管制センターに渋滞発生の状況を無線連絡します。

 料金所の係員は、IC出口付近などが混雑している場合、交通管制センターに随時報告をします。

 さらに、渋滞の所要時間の計算方法について、前出の担当者は以下のように話します。

「渋滞の所要時間については、弊社では車両感知器に加え『ETC2.0プローブデータ』を活用して所要時間を算出しています。

 ETC2.0プローブデータを活用することにより、車両の速度を200m間隔で把握することができるため、よりきめ細かな速度変化の情報を反映した所要時間を算出することができるようになっています」

※ ※ ※

 このETC2.0プローブデータは、2020年10月からNEXCO中日本で導入が開始されたものであり、これにより混雑している状況や事故などによる激しい渋滞時でのより精密な所要時間の情報を提供することが可能です。

 NEXCO中日本によると、2020年お盆の交通混雑時に、東名高速道路の東京ICから厚木IC間でETC2.0プローブデータの所要時間の精度について実験をおこないました。

 より高い精度で渋滞所要時間を算出し、とくに渋滞時でのきめ細やかな速度変化の情報が反映できるということがわかったといいます。

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コメント

1件のコメント

  1. 1か月ぐらい前にNHKが同じネタを放映していたし、時期やタイミングは別にしても他局でも同じネタをしていた。
    さすがPeacock Blue K.K.はネタが古いのを忘れた頃にするんだよな。