「進化が止まらない!」GRヤリスの“エボ”マシン!?「GRMNヤリス ラリーパッケージ」にダートコースで試乗
GRヤリスに完成はない!? 進化は「この先も続く」
GRMNヤリス ラリーパッケージの試乗インプレッション、そろそろ結論にいきましょう。
舗装路よりも非舗装路のほうがクルマの素性はわかりやすいといわれますが、GRMNヤリスのそれは、GRヤリスオーナーとしては嫉妬したくなるレベルにあるのは間違いないです。
「ぜひ、買ってください」と声を大にしていいたいところですが、限定500台の枠はほぼ埋まっており(当選者キャンセルによる繰り上げはまだある)、今から注文することはできず……。
そんなタイミングでこの試乗会をおこなった意味とはどのようなものなのでしょうか。
それは、「ここがゴールではない」ということでしょう。
筆者は「GRヤリスの進化は今後も続くので、その途中過程をシッカリと理解しておいてほしい」というメッセージだと解釈しました。
実はGRMNヤリスの商談申し込みをした人に、豊田章男社長からお手紙が送られています(筆者もそのひとりです)。
何と便箋3枚に渡る長文なのですが、その一部を少しだけ紹介したいと思います。
「今も開発は続いています。いつまで経ってもGRヤリスは完成形にはなりません。
完成はせずとも『鍛えた結果』を、随時お客様にお届けすることが、私たちトヨタの責務だと思っています。
我々はGRヤリスをもっともっと鍛えていきます。GRヤリスの成長を楽しみにしていてください。
『走っていてもっと楽しい車』、『もっと安心して走らせる車』を作り続けてまいります。GRヤリス、GRMNヤリスをこれからもよろしくお願いいたします」
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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