「車内が冷えない!」 カーエアコン効かない原因は? キンキンの冷風を復活させる方法とは
カーエアコンの効きが悪いとき、その原因は「冷媒不足」かもしれません。冷媒が減ってしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
カーエアコンの「冷媒」は減ったら補充が必要
東北地方や北海道を除き、全国的に熱中症を心配しなければならない暑さが続いている。
クルマのなかは涼しいハズなのだけれど、外気温が40度近くになって直射日光を受ければカーエアコンの能力もギリギリといった状況。もちろん正常ならキッチリ効く。
されどエアコンの冷媒(フロンガス)が減っていたり、フィルターのつまりなどがあったりすると、フルに能力を発揮できない。
カーエアコンの効きがイマイチと感じている人もいるかと思うが、昨シーズン、私(国沢光宏)も3年半乗ったBMW「330e」のエアコンの効きが大いに物足りなかったのでチェックしてみたら、やはり冷媒不足でした。
家庭用エアコンの冷媒は減りにくいけれど、振動などを受けるクルマ用のエアコンは数年で減るケースも少なくない。
カーエアコンの効きが悪くなったらどうすれば良いか。一番簡単なのは、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで補充してもらうことです。
数年間冷媒のチェックをしていないクルマであり、なおかつ効きが悪いなと思ったら、基本的に冷媒は減っていると思って良い(まったく効かない場合は違う原因です)。
作業自体は簡単で、10分もあれば終了する。費用は、工賃と冷媒(フロン134α)込みで4000円から1万円といったイメージ。
その際、冷媒をすべて抜いて新品に入れ替えることをすすめられるケースもあるが、フロン134αは毒性が低く、オゾン層への加害性も無いとはいえ、地球温暖化ガスとなるので大気放出は好ましくなく、基本的に補充だけでOK。
とくに5年目くらいまでなら不要なトラブルを避けるためにも補充のみを強く推奨しておく。エアコンの添加オイルなども出回っているが、これは個人で判断を。
冷媒の補充は簡単な作業なので、DIYでオイル交換ができるような人なら自分でおこなっても良い。
必要なアイテムは1本500円くらいで買えるフロン134αと、エアコンガスチャージ用のホース。インターネットだと冷媒とホースのセットで3000円も出せば買えます。
クルマを複数台所有しているのなら、自分で補充した方が割安です(すぐ減るようなクルマは漏れているので修理が必要だと思う)。
ボンネットを開けてエアコンの配管を見ると、「L」と「H」と書かれたキャップがある。これは低圧側と高圧側です。
エアコンガスチャージ用のホースを買えば使い方が書いてあるのでその通り作業すれば良い。
効きが悪くなっているなら冷媒は2本くらい用意しておくこと。繰り返すけれど自分でやるのが面倒くさいと思うのなら、頼んでやってもらったら良いでしょう。
効きが弱いながらも冷風が出ているエアコンだったらバリバリに効くようになるだろう。冷媒が減るエアコンでも次の補充は3年後です。
※ ※ ※
もうひとつ、最近標準装備化されているポーレンフィルター(花粉除去タイプ)の汚れもエアコンの効きに影響を与える。
交換や掃除をしない人も多いようだけれど、簡単に外れるのでチェックしてみていただきたい。
汚れていたら交換すること。緊急措置として、外して汚れを落とすだけでも良い。
最近はPM2.5対応のポーレンフィルターも市販されている。これもインターネットで買えるので、自分のクルマに適合するものを買って取り替えましょう。
※記事本文に誤りがあり、記載内容を修正しました(2022年7月1日11:20)
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
フロンガスがCFC-12で、代替えフロンがHFC-134aで、代替え代替えフロンがHFO-1234yfで。134aはもう古いとかナントカ。
HFO-1234yfでは性能が落ちて工賃1.7倍。ガス代15倍とかいう記事もあった。
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『「L」側を緩めて』『「H」側を緩めて』って、こんな知識で大丈夫?
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最近では冷媒の補充は禁止されている場合がほとんどです。
どれだけ減っているか分からず、適正量より多くても少なくても性能が出ないから。
HFC-134aは回収しないのは違法ですし、HFO-1234yfは大気放出しても環境負荷はCO2同等です。
正しい記事を書いてください。
ちなみにHFC-134aに比べHFO-1234yfは同じシステムだと少し劣りますが、同等性能となるようなシステムを設計しています。
価格も今は高いですが、特許切れや代替フロン規制により市場競争が活発になれば下落するでしょう。
日本では2023年からHFC-134aの乗用車は新車販売はできませんね。
冷媒の補充は禁止されていませんよ
補充が禁止とか関係なく、どれだけ抜けているのかわからないのに、どうやって適正量を充填するのかって部分が重要です。
入れすぎてもダメなわけですから。
エアコンガスの補充は、漏れを発見するために蛍光剤と一緒に補充するとき以外は基本的に必要は無い。
ガスを入れれば良いというものでもない。入れすぎると逆に冷えなくなる。
冷房の効きが良くないと思ったら、まずはエアコンフィルターを確認してみよう。
いい加減な話
車のクーラーガスは足らないのも冷えなくなるけど、入れすぎても冷えなくなります。
過充填するとコンプレッサーにも負担をかけます。最悪故障の原因になります。
いい加減なこと書かないでいただきたい
エンジン掛けて
H側を緩めて補充?
本気で書いてる?
百歩譲って
エンジン切ってる状態ならまだしも
エンジン掛かった状態で
H側を緩めて補充したら
最悪、ガス缶が爆発の可能性が有りますよ
もう少しちゃんと知識を持って
記事を書きましょう
この充填方法は危険では?
マニホールドゲージをHとLにつなぎ エンジンをかけLを緩め ゲージを確認し 不足であれば Hを緩めて 充填する・・・ エンジンをかけ Hのバルブを開く(緩める)とガス缶の圧力が上がり 破裂すると聞いてます 安い、簡単なのはわかりますが 事故につながります 訂正したほうがいいと思います
ガスが減っているという事は大気中に漏れているという事です。
漏れているものを修理もせずに適当な量を補充するのは環境にも車にも良くないのでは?
ガスを全量入れ替える場合には、回収機を使うため大気開放はしませんから、漏れたまま使うより環境には良いですよ。
この充填方法 危険です
:ボンネットを開けてエアコンの配管を見ると、「L」と「H」と書かれたキャップがある。これは低圧側と高圧側です。
ガスチャージ用のホースにも「L」と「H」と表示されているためそれぞれつなぎ、エンジン始動して、エアコン最強に。
「L」側を緩めてガスチャージホースに付いているメーターの針が赤ゾーンなら冷媒不足、「H」側を緩めて緑ゾーンになるまで冷媒を入れて終了です。:
エンジンをかけ Hを緩めると ガス缶に圧力がかかり破裂すると聞いてます
安い、簡単ということですが 事故になるので 訂正されたほうがいいと思います
この方の記事はいつも適当。
歩行者や自転車に対する考えがおかしいです、車の邪魔をするものは排除みたいな考えを持ってます。
それ、分かるかもです。
そういう思考をしてるのって、殆どが運転マナーが最悪ですし
ガスが減ってるのなら、漏れてるって事。補充したってまた漏れるよね。
少し考えれば分かりませんかね?
ガスが減る原因を治さなきゃ永遠にガス補充。
ド素人の記事に騙されんなよ。
ガスの押し売りか?
ふざけた内容の記事を書かないでほしい。回収せずに大気放出が基本みたいな書き方も良くないし、他の方の指摘通り知識ないなら変な記事書かなければいいのに。冷媒ガスをフロンと表現するの久しぶりに聞きました。今はガス名で言うでしょう。
ちょっと、いい加減なコラムです。
素人が真に受けますよ。
数十年前から、フロンは回収するようになってるし(フロン回収機を持っていない業者は問題外)、素人がガス補充なんかすれば、ガスの適量も分からないだろうし、余らせたらどうします?
それこそフロンガスを撒き散らすことになるだろうな。
少しくらいの大気放出なら良いと思っているのでしょうか?
オイル交換が出来るだけの人がまともなエアコンガスチャージ出来るとは思えない。スキルが違いすぎる。安易にやればエアコン壊すし、そもそも漏れる状況により対処がちがう。5年くらい乗って少しずつ漏れていただけなら補充もありだが、毎年入れる必要があるほど抜けるのは故障なので修理が必要。コンプレッサー交換出来るくらいのスキルと工具ある人なら自分で直すのもありだけど、それ以下の人には安易に勧めるべき作業ではない。