スズキ新型「DR-Z4S/SM」実車展示! “名車の系譜”を継ぐ「オフ&モタード」バイクに来場者も熱視線! 東京モーターサイクルショーでの反響は?
スズキは「第52回東京モーターサイクルショー」にて日本導入が噂されている「DR-Z4S」と「DR-Z4SM」を実車展示しました。一体どのようなバイクで来場者からどのような反響があったのでしょうか。
「DR-Z4S」「DR-Z4SM」が復活!
2025年3月28日から30日にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「第52回東京モーターサイクルショー2025」のスズキブースでは、2024年のEICMA(ミラノショー)で世界初公開された新型「DR-Z4S」および「DR-Z4SM」が実車展示されました。
一体どのようなバイクで、来場者からはどのような反響が合ったのでしょうか。

DR-Z4シリーズは、2000年に登場した「DR-Z400S」および2004年に加わったモタード仕様「DR-Z400SM」の後継モデルとして登場。
両モデルとも2009年に販売を終了して以来、約15年ぶりの復活となり、多くの来場者の注目を集めました。
スズキの展示スタッフによると、スズキのスタッフによると、「復活を待っていた」「新しいDR-Zはスタイリッシュでカッコいいね」といった声が多く、特に40代から50代の男性来場者を中心に、かつてのDR-Z400シリーズに親しんだファンから熱い支持を集めていたとのことです。
また、若年層のライダーからは「軽くて扱いやすそう」「デザインが攻めていてカッコいい」という声も多く寄せられたそうです。
今回展示されたDR-Z4Sは、デュアルパーパスのオンもオフもこなす万能モデル。対してDR-Z4SMは、オンロードタイヤを履いたスーパーモトで、街乗りからワインディング、ミニサーキットまで幅広く楽しめる1台です。
新設計の鋼管フレームを採用し、DR-Z4Sで151kg、DR-Z4SMで154kgという軽量ボディを実現。荒れた路面にも対応できる高剛性としなやかさを両立しています。
デザイン面では、1眼LEDプロジェクターライトやフロントフェンダーからリアまでフラットでシャープなボディラインが印象的でスパルタンかつ先進的なルックスに仕上げられています。
リアテールしたに配置されたマフラーも角ばったデザインではなく、シンプルなオーバル調のデザインが採用され、一体感のあるスタイリングに寄与しています。
パワーユニットは、DR-Z400譲りの398cc水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを改良し、EURO5+に適合。最大出力38馬力、最大トルク37Nmを発揮します。
さらに、「スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S)」として、トラクションコントロール、3モード出力切替(SDMS)、ABS解除モードなど、電子制御も充実させ、現代のライダーの期待に応える仕上がりです。
なお、北米や欧州ではDR-Z4Sが2025年4月、DR-Z4SMが5月に発売予定ですが、日本での発売については未発表のままです。
先述のスタッフは「国内導入の声がこれだけ多ければ…開発陣にもすぐ届くのではないでしょうか。
ブース内でも1番目立つ所に配置されていますしね。今後の発表を楽しみにお待ちください」と、少し言葉を選びつつ、来場者に感謝を示していました。
今回の東京モーターサイクルショーでの実車展示が、日本導入へ繋がるのか大きな注目が集まっています。
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