真夏の洗車は「早起き大事!」一体なぜ? ボディの「熱」と戦う訳は

厄介なウォータースポットの発生を防ぐには?

 水が乾くことでウォータースポットが出来上がってしまう……。だからといって汚れたままのクルマを放置しても、かえって塗装面を傷めるだけです。ですから洗車を全くしないというわけにもいきません。

 そこで夏の洗車では普段とは違うやり方にすることで、ウォータースポットの問題を回避しましょう。

夏に洗車する際のコツとは?(画像はイメージ)
夏に洗車する際のコツとは?(画像はイメージ)

 春であればお昼ごろが洗車に適しているといえます。日が高ければ、明るいので汚れやボディの傷を確認しやすいからです。

 ですが夏の日差しでは強すぎます。

 そこで車のボディが冷えていて、日差しの弱い日の出からの時間が洗車に適しているといえます。夕暮れ時は日中に日光を浴びたクルマのボディが熱いままなので、避けたほうが良いでしょう。

 日差しが強くなる夏ですから少し日が昇るだけで十分な明るさは確保できますし、気温が上がる前に洗車をすれば拭き上げする余裕も生まれ、熱中症などの健康上のリスクも低くなります。

 クルマ全体を一気に洗い上げた後に拭き上げていく普段のやり方では拭き上げが間に合わない……であれば、洗車する箇所を小分けにしておこなうというのもひとつの手段です。

 つまり一番上のルーフから洗い上げ→拭き上げを部分的におこない、その後はドア1枚単位ぐらいの面積で洗い上げと拭き上げを交互に繰り返していくわけです。

 一か所を拭き上げている間に他の箇所についた水滴は乾いてしまいますが、その後再度濡らして引き上げてしまえばウォータースポットの固着は防げます。ただしこの方法だと効率が悪いため時間がかかるのが難点です。

 夏の強い日差しは水気をあっという間に蒸発させてしまうため、他の季節の洗車よりも時間ややり方などに一手間かける必要があります。

※ ※ ※

 水道水内のミネラルなどの不純物がウォータースポットの原因ですが、逆にそれらが含まれない純粋な水であればウォータースポットを防ぐことができます。

 洗車やコーティングを専門におこなう業者では水道水から不純物を除去する装置を繋いで、「純水」を取り出しています。

 また洗車自体も屋内の専用スペースでおこなうためホコリの付着も少なく、コーティングも綺麗に仕上げることができるのです。

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