「新型SUVで車中泊可能!?」2022年秋発売予定の新世代SUV「CX-60」には「就寝できる」純正パーツがあった
日本仕様の詳細が明らかにされた今秋発売予定の新型SUV、マツダ「CX-60」には、純正のベッドクッションが用意されています。車中泊も可能なアクセサリーの詳細をご紹介しましょう。
後席を倒した際の荷室長は170cm以上! 大柄な人でも少し斜めに寝れば車中泊もOK!?
マツダは2022年6月22日、今秋発売予定の新型SUV「CX-60」日本仕様の価格や詳細スペックなどを公開しました。専用の純正アクセサリーも公開されましたが、そこに「車中泊」向けなパーツを発見!
新型CX-60は、車内での就寝も楽しめそうです!
新型CX-60の純正アクセサリーカタログには、内外装をカスタマイズするさまざまなパーツが揃っています。
そのなかでも、ユーティリティパーツとして用意された就寝用マット「ベッドクッション」は、車中泊派注目のアイテムです。
4:2:4分割可倒式の後席シートを片側だけ倒した状態で使うならベッドクッションは1枚、両側倒した状態で使うならベッドクッションが2枚必要となります。
新型CX-60では、5つ折りのベッドクッションを使用しますが、実際の商品は6つ折り構成となっています。
1折り分だけが取り外せるフレキシブルさを併せ持つ、汎用性の高い構造となっているのが特徴です。
余った1折り分のクッションは枕代わりに使用したり、すき間を埋めるために活用しましょう。
5つ折りで使用する場合のベッドクッションサイズは、縦が約155cm、横が51cm(1枚)です。2枚を並べれば、155cm×102cmとなります。
6つ折りでフル連結すれば、縦186cm×横51cmとなります。
ちなみに新型CX-60の荷室長は、定員乗車時975mmに対し、後席前倒し時(荷室後端からフロントシート背もたれまでの長さ)で1710mmあります。6つ折りだと収まりきらないので、5つ折りでの利用が推奨されます。
また、より荷室長の長いクルマなら、6つ折りベッドクッションをフルに使用できるという訳です
新型CX-60の荷室は、倒した後席シートの背もたれ部分が少し起き上がっていて、荷室床面は完全にフラットにはなりませんが、頭を前方に向けて寝る分には大きな問題とはならないでしょう。
荷室幅は1275mm(荷室左側のくぼみ含めた場合/含まない場合の荷室幅は1130mm)で、荷室高は最大975mmとなります。
もし身長180cm以上の大柄な人が車中泊する場合でも、マットを2枚セットして斜めで寝れば、1名なら就寝できるでしょう。
ミニバンや1BOXバンのように余裕たっぷりという訳にはいきませんが、新型CX-60でも十分に車中泊ができることがわかります。
純正ベッドクッションの消費税込価格は、1枚(片側)で4万700円。2枚(両側)で8万1400円となっています。
なおベッドクッション収納時のサイズは、1枚あたり幅310mm×長さ510mm×高さ254mm。ちょっとした段ボール箱くらいのサイズ感ですが、広い荷室を持つ新型CX-60なら影響も最小限で済みそうです。
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車中泊には、車内のプライバシー確保や安眠のための遮光対策が必要不可欠となります。
新型CX-60純正アクセサリーカタログには、フロントウィンドウに装着する「サンシェード」(1万780円)が用意されています。CX-60のロゴが入った専用設計です。
ただし2022年6月下旬現在、サイドやリアのウィンドウを覆ってくれる「プライバシーシェード」の設定はまだありません。
ちなみに同じマツダのラージクラスSUV「CX-8」用純正アクセサリーカタログには「ウィンドウシェード(サイド・リア)」(4万4000円)の設定があります。
フロント以外の左右と後ろの窓を覆うもので、未使用時にはコンパクトに収納できます。
前後ドアウィンドウ部は網戸付仕様になっていて、夏場などの車内換気・通風も可能となっている優れものです。
今後、CX-60が発売される今秋までに、純正プライバシーシェードの追加設定を期待したいところです。
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