日産が「新型SUV」を発売! イケ顔スタイリッシュデザイン採用の「ジュークハイブリッド」 欧州で8月納車開始へ
2022年6月6日に日産は新型「ジュークハイブリッド」の詳細を明らかにしました。どのような特徴があるのでしょうか。
新型「ジュークハイブリッド」ってどんなモデルなのか?
日産の欧州法人(欧州日産)は、2022年6月6日に新型「ジュークハイブリッド」の詳細を明らかにしました。
日産とルノーのアライアンスが活かされた特徴とはどのようなものなのでしょうか。
ジュークは、かつて日本でも販売されていましたが、一方の欧州では2019年に2代目へとモデルチェンジしています。
そうしたなかで、2022年2月28日に発表された新型ジュークハイブリッドは、従来の内燃機関にモーター機能を付加するのではなく、マルチモーダルハイブリッドパワートレインとして搭載することでユーザーに大きなメリットを提供するとモデルだと、欧州日産は説明しています。
エクステリアデザインは、フロントグリルには日産エンブレムを配しボンネットとの接合部にはブラックグロス素材を採用したほか、冷却性能を向上させるためグリルの開口部を小型化しメッシュ状のデザインに変更。
フロントバンパー下部にも改良を加え、空気の流れを改善するとともにハイブリッド車専用にラジエーターグリルシャッターを追加。冷却の必要性に応じて空気の流れを自動的に調整し、空気抵抗を可能な限り低減しています。
フロントホイール前方部のタイヤスポイラー形状、リアアクスル下部のカバー追加、リアスポイラー形状の変更などさまざまな部分で空力効率を最適化を図っています。
新型ジュークハイブリッドのハイブリッドパワートレインは、専用開発された日産の新世代内燃エンジン(最高出力69kW(94hp)/最大トルク148Nm)を搭載。
さらにハイブリッドシステムとしては、日産のモーター(36kW(49hp)/205Nm)を供給、ルノーが15kWの高圧スターター/ジェネレーター、インバーター、1.2kWh水冷バッテリー、および非常に革新的なギアボックスを供給するなどアライアンスの強みが活かされています。
これにより、現行のガソリンエンジンよりも25%出力が向上、燃費は市街地走行で最大40%、複合燃料で最大20%低減するパワートレインを実現しました。
また日産「リーフ」に採用されている「e-Pedal」を搭載し、アクセルペダルから足を離すと適度なブレーキ(最大0.15G)、クリープ速度(~5km/h)まで減速します。
新型ジュークハイブリッドについて、フランス日産のマネージング・ディレクターであるリチャード・トゥジェロン氏は「ジュークにハイブリッド車が加わることを嬉しく思います。新エンジンのレスポンスの良さは、ジューク本来の俊敏さと相まって、エキサイティングな走りを実現し、燃費と排出ガスの面でも大きなメリットがあります」とコメントしています。
また 日産AMIEO地区商品戦略・価格担当副社長のアルノー・シャルパンティエ氏は次のように述べています。
「今夏の新型ジュークハイブリッドの導入は、日産の電動化製品群のもうひとつの重要な製品となります。
ほかの電動化モデルと同様に新型ジュークハイブリッドは、性能と効率の向上を実現する大胆なイノベーションによりこのセグメントのルールを塗り替えます」
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なお、フランスでは4グレードが用意され価格は3万1450ユーロから3万4700ユーロ(約447万円から約494万円)で2022年6月1日より受注開始、8月に納車を開始する予定だといいます。
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