なぜキャンプ場で「車中泊禁止」が増えてる? 客同士のトラブルに発展も! 問題は利用マナーが原因か

昨今、人気が高まっている車中泊。専用施設も登場するなかで、キャンプ場でテント泊せずに車中泊をする人も増えているといいます。そうしたなかで、あえて車中泊を禁止するキャンプ場もあるといいますが、その理由とはどのようなものなのでしょうか。

ユーザー同士のトラブルに発展!? 車中泊禁止を検討するキャンプ場も

 そうしたなかで、最近になって車中泊の可否を検討しているキャンプ場もあるようです。中部圏にあるキャンプ場の担当者は次のように語っています。

「当キャンプでは、これまで車中泊をすることは問題ありませんでした。

 しかし、コロナ禍によりアウトドア人気が高まったことで、気軽に楽しめる車中泊ユーザーが増えたことで、アウトドアやキャンプ場のルールやマナーを理解していない人も増え、お客さま同士のトラブルも置きています。

 もちろん、車中泊自体は悪くありませんし、キャンピングカーで車中泊することもあります。そのため、どのような車中泊ルールを作れば良いのか検討しています。

 車中泊を一概に禁止すれば、お客さまが減る可能性もあり、悩ましい問題です」

キャンプ場で「車中泊禁止」が増える背景にはユーザー同士のトラブルによるものなのか?
キャンプ場で「車中泊禁止」が増える背景にはユーザー同士のトラブルによるものなのか?

 車中泊は、テントを設営せずに非日常を体験出来ることも魅力のひとつです。

 そのなかで、コロナ禍という追い風もあって、ソーシャルディスタンスが取りやすいという点でも車中泊が注目されていますが、まだまだ文化として成熟しているとはいえないのが現状です。

 それゆえに、トラブルが多いのかもしれません。せっかく車中泊仕様のクルマを買っても、泊まる場所がないのは残念です。

 でも、もしかして自分たちの首を絞めているのは、自分たちのマナーの悪さゆえかもしれません。快適な車中泊ライフをおくるためにも、周囲への配慮は忘れずに。

【画像】こりゃ良い! アトレー&ステップで「寝てみた!」 意外に快適? 各モデルの車中泊仕様がすごかった!(34枚)

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ダイハツ 新型アトレー

Writer: 山崎友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。

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