黒パーツで武装したトヨタ「ハイラックス GRスポーツ」がメッチャ強い! 赤内装が刺激的な新仕様 独で登場
トヨタ「ハイラックス GRスポーツ」がドイツで受注開始しました。ブラックの外装パーツに赤アクセントを施した内装など、スポーティなデザインが特徴です。
スポーティ仕様の「ハイラックス GRスポーツ」
トヨタのドイツ法人は、「ハイラックス GRスポーツ」の2022年5月25日に受注を開始しました。
ダカールラリーでの成功にインスピレーションを受けたハイラックス GRスポーツは標準仕様の上級装備ラインをベースとし、ダブルキャブ専用車として設定。
最高出力204ps、最大トルク500Nmを発生するパワフルな2.8リッターエンジンを搭載します。
標準仕様の優れた積載能力をそのままに、3.5トンのけん引力(ブレーキ付き)と1トンの積載量により、さまざまな用途に使用することができます。
ハイラックス GRスポーツはサスペンションを改良し、新しいモノチューブ式ショックアブソーバーと新しいフロントスプリングを導入。
単筒式にすることでピストン面積を大きくして減衰特性を向上させ、レスポンスと放熱性が上がったほか、ハンドリング性能やステアリングレスポンス、直進安定性が向上し、乗り心地も大幅に改善されました。
ハイラックスGRスポーツの内外装はGRらしいスポーティなデザインで統一されています。
ブラックグリルの特別なメッシュデザインや、フォグランプの周囲を大型化して力強いフロントデザインを実現。
トヨタエンブレムの代わりに、1980年代前半に発売された先代モデルへのオマージュとなる、クラシックな「TOYOTA」の文字が入った特徴的な水平方向のセンターストライプを備えました。
さらに、ドアミラーやランニングボード、ホイールアーチ、リアドアハンドルにもブラックが取り入れられ、精悍なスタイルを演出。
ブラックペイントとブライトマシニング仕上げの17インチアルミホイールが、赤いスプリングとダンパーとの印象的なコントラストを生み出しています。
このモチーフはインテリアにも見られ、ダッシュボードの全幅に赤いトリムラインが走っています。
運転席と助手席のスポーツシートは、赤いパーフォレーションとコントラストステッチを施した部分革張りとし、シートバックレストやフロアマット、スタートボタン、インフォメーションディスプレイのアニメーショングラフィックにGRスポーツのレタリングが施されました。
このほか、LEDヘッドライトやコンビネーションライト、デュアルゾーン・クライメートコントロール、ヒルディセントコントロール、オートリミテッドスリップディファレンシャルなどを搭載。
外装色は、「スノーホワイト」「プラチナホワイトパールエフェクト」「ライトシルバーメタリック」「マーリンググレー」「ディープブラック」「トルネードレッドメタリック」「チタニウムブルーメタリック」を用意しています。
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ハイラックス GRスポーツのドイツでの価格は6万35ユーロ(約822万円)からに設定。2022年夏に発売されます。
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