ガソリン6週連続値下がり レギュラー平均168.8円で4か月ぶり170円切る 一方で補助金単価はさらにアップ

資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。6週連続の値下がりです。

前回から1.6円値下がり

 資源エネルギー庁は2022年5月25日、レギュラーガソリンの5月23日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.8円で、前回(5月18日)から1.6円安くなりました。

 6週連続の値下がりで、平均が170円を切るのは1月17日の調査以来およそ4か月ぶりです。

高値水準が続くガソリン
高値水準が続くガソリン

 県別にみると、47都道府県すべてで値下がりしています。

 店頭価格でもっとも安かったのは埼玉県で161.8円、次いで岩手県162.3円、青森県162.9円です。

 一方、もっとも高かったのは長崎県で181.4円、次いで大分県179.2円、沖縄県178.3円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。

 しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。

 原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。

 なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、5月23日時点で1リットル205.2円と算出しており、来週30日時点では207.6円に上がると見ています。

 これを受け補助金の支給単価は36.1円でしたが、あす26日からは37.3円に引き上げる方針です。

【画像】県別価格一覧と、「給油口の中」の意外な形を見てみる(22枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー