スズキ「ジムニー」人気でカスタムも大盛況!? 定番「アゲ系」だけじゃない! 流行りのカスタム手法は?
ビギナーには「オーバーランドスタイル」がオススメ!?
現行ジムニーは、今までの本格的な4WD機構と堅牢なボディにオンロードでの快適性を加えたことで幅広い層に人気です。
イベントなどではガッツリとカスタムしたモデルに注目が集まりがちですが、実際のユーザーはどうなのでしょうか。
そこで4WD&SUV専門として人気が高いアフターパーツ・メーカーの「JAOS」(群馬県榛東村)の広報担当 内田氏に話を聞いてみました。
「イベント会場や各メディアから受けた個人的な印象ではありますが、現行ジムニーに関しては派手にモディファイされる方は少ないように感じます。
それより1990年代の2代目(JA11型)に近いネオクラシカルなデザインを気に入っている現行型オーナーが多く、少しレトロなイメージをさらに強調するデザインのホイールやグリルを組み合わせたプチカスタムが、実際のカスタムの主流だと思います」
なかでも、アウトドアブームに起因する「オーバーランドスタイル」が注目されており、ルーフラックなどキャンプなどの荷物を効率的に積載できるパーツの人気が高いそうです。
「ビギナーにお勧めするなら、オーバーランドスタイルを感じさせるグリルやホイールの交換など、ワンポイント・カスタムから始めるのが良いと思います。
それだけでも雰囲気がだいぶ変わって、より愛着が湧くと思います」(JAOS広報担当 内田氏)
実際、JAOSの製品では、乗り心地と車両安定性を両立させつつ約40mmのほどよいリフトアップを実現させた「BATTLEリフトアップセット」など足回りのパーツが人気なのはもちろん、ルーフ全体を覆うようなデザインで機能拡張性を持たせたオリジナル・ルーフラックの「JAOSフラットラック」も好評だといいます。
「ジムニーに限らず、4WDやSUVは中古車が潤沢に出回りはじめると、サスペンションやプロテクターなどオフローディングに役立つパーツが好まれ始める傾向があります。
ジムニーはいまだに納車にかなりの時間がかかる人気車ですが、それでも初期の車両はそろそろ最初の車検を迎える時期ですので、一歩ディープに踏み込んだカスタマイズが増えてくるかもしれません」(JAOS広報担当 内田氏)
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やはりジムニーのカスタムは、リフトアップなど足回りのカスタムでオフロード性能を追求することはもちろん、グリルやホイールの換装だけでも十分にアウトドア感が楽しめるのも、ベース車両の魅力があってこそ。
現行ジムニーは、クラシカルな雰囲気にも、本格派オフローダーにも変化させていく楽しみが味わえる名車といえそうです。
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