新型SUV 3代目「レンジローバー・スポーツ」世界初公開! 激流のダムを駆け上がるイベントで実力を見せつけた
第3世代となる新型「レンジローバースポーツ」が登場しました。発表イベントでは、なんと激流のダムの放水路を駆け上がるチャレンジがおこなわれたそうです。
放水された40度の角度のダムを疾走!
英ランドローバーは2022年5月10日、ラグジュアリー・パフォーマンスSUVである新型「RANGE ROVER SPORT(レンジローバースポーツ)」を世界初公開しました。
レンジローバースポーツは、初代が2005年に誕生したスポーツツアラーSUVで、今回登場した新型は3代目となります。
新型レンジローバースポーツは、あらゆるパワートレインに対応する、ランドローバーの先進のアーキテクチャー「MLA-Flex」を採用。パワートレインには、3リッター直列6気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたPHEVをラインアップしており、モーターでの航続距離は最大113kmです。
さらに530馬力を発生する新型の4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボエンジンもあり、ダイナミックローンチを作動させた状態で、0-100km/h加速は4.5秒というスポーツカー並みのパフォーマンスを発揮します。
またマイルドハイブリッド(MHEV)技術を採用した3リッター直列6気筒INGENIMUMディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンも選択可能で、2024年にはフルバッテリー電気自動車(BEV)もラインアップに加わる予定です。
外観デザインは、張りのあるサーフェイスやダイナミックで筋肉質なプロポーションが目に付きます。ジャガー・ランドローバーのチーフクリエイティブオフィサー、ジェリー・マクガバン氏は「新型レンジローバースポーツは、デザインにおけるモダニスト的なアプローチを全面的に取り入れながら、非の打ち所のないスポーティさと確固たるキャラクターを実現しました」とコメントしています。
このデザイン思想はインテリアにも踏襲されています。コマンドドライビングポジション(CDP)はコックピットのようにするという新しい解釈で、利便性の高い最新機能やドライバー支援システム、そして最高級の素材を組み合わせることで最上級のドライビングエクスペリエンスを提供するといいます。
新型レンジローバースポーツの日本でのモデルラインナップや受注開始日、車両価格は後日発表されるといいます。
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新型レンジローバースポーツの発表イベントは、アイスランドにある世界最大級のダム「カウランユーカルダム」で開催されました。
ジェームズ・ボンド映画の公式スタントドライバーであるジェシカ・ホーキンス氏がハンドルを握り、新型レンジローバースポーツのグリップ、トラクション、パフォーマンス、安定性を披露しました。
スタントドライバーのジェシカ・ホーキンス氏は「谷側から見る放水路の水の勢いはものすごく、手に汗握るほどの迫力でした。もしもの場合は、40度もの斜面の下に90mの落差が待っているとわかっていながらの走行は、これまで成し遂げたことのないチャレンジングなドライブとなりました。急勾配と急流をものともせず、新型レンジローバースポーツはいとも簡単に走破したのです。そのトラクション、安定感、そしてコマンドポジションからの圧倒的な視界は、私に大きな自信を与えてくれました。とても楽しいチャレンジでした」とコメントしています。
レンジローバースポーツはこれまで、パイクスピーク・ヒルクライムのSUV新記録樹立、“EMPTY QUARTER”と称されるアラビア半島の砂漠の初横断、そして2018年には中国・湖南省の天門山にある「天国への扉」へと続く999段もの急階段の初走破など、さまざまなチャレンジを達成してきています。
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