ブサカワ顔になった新型は見た目だけじゃなく乗っても独創的! 注目のシトロエン新型「C4」ってどんな車?
2022年1月7日に日本で発表されたシトロエン新型「C4」ですが、そのSUVチックな独特な外観とポップなインテリアで早くも人気となっているようです。ガソリン、ディーゼル、そしてシトロエン初のピュアEV(BEV)となる「E-C4」と、多彩なパワーレインで登場しましたが、今回そのディーゼルモデルに試乗しました。
日本での人気が右肩上がりのシトロエン
シトロエンの日本での販売が、このところ右肩上がりです。
JAIA(日本自動車輸入組合)の発表による暦年の登録台数が、2015年が1979台、2016年は2009台だったところ、2017年に3152台、2018年に3564台、2019年に4115台と急激に増え、2020年には5031台とついに5000台を超え、2021年には5894台まで伸ばしました。
しかも、2015年の途中からDSブランドが別カウントになっての話です。
そして今年2022年は、もっとすごいことになるかもしれません。1月に新型「C4」が日本に導入されたからです。
シトロエンにとってしばらく空白となっていた伝統のCセグメントハッチバックの復活となります。
2019年に創業100周年を迎えたシトロエンの歴史は、どこよりも独創的であること、どこよりも快適であることを追求しつづけてきました。それを、「人々の移動の自由とその移動をより快適すること」という言葉で表現しています。
新型C4はそんなシトロエンのDNAを受け継ぎつつ、全面的に新しい世代のデザインコードとパフォーマンスをまとって現れました。
SUV的な力強さと個性を融合し、ボディを高く持ち上げたシルエットに、360度どこから見ても印象的な、他のどのクルマにも似ていない存在感のあるスタイルを見せています。
同じくインテリアもユニークで、メーターまわりやインパネなどの奥行きが深くデザインされていることも印象的です。カラー液晶メーターは小ぶりで、むしろヘッドアップディスプレイのほうが目を引くほどに設定されているのも新感覚。さらに、10インチタッチスクリーンや、これまたユニークな助手席ダッシュボードのタブレットスタンドなど、新しいインフォテイメントが提供されています。
前方の視界はおおむね良好ながら、こうしたスタイリングゆえ後方はやはり少し視認できる範囲に制約があり、途中にリアスポイラーが横一文字に入るのですが、これだけ見えれば問題ないでしょう。
フットペダルのレイアウトも、往年のシトロエンの右ハンドル車に見受けられたようなおかしなことになっておらず、そのあたりも心配することはありません。やや高めのヒップポイントにより乗り降りしやすく、車体剛性を重視したことをうかがわせる高めのサイドシルをドアが覆うようにされているので、乗降時に衣服を汚さずにすむのも助かります。
前席だけでなく後席も、クラス最大級のニースペースが確保されています。荷室も広く、ファミリーカーとしての使い勝手も上々です。先進運転支援装備についても、レーンポジショニングアシスト機能まで備えた最新のものが与えられています。
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