国道20号「大月バイパス」がまもなく全線開通! 「中央道に直結」でどう変わる?
国道20号「大月バイパス」が2022年4月23日に全線開通します。中央道の大月ICにつながるこの道路は、どのようなルートなのでしょうか。
中央道の大月ICに接続
山梨県大月市内で建設が進められてきた国道20号の「大月バイパス」が、2022年4月23日に全線開通します。
大月バイパスは、大月市街の南側を通る長さ3.2kmの道路です。幅は10.0~16.0m、2車線(片側1車線)、設計速度60km/hで整備されます。
このバイパスは、2007年までに、国道20号の駒橋交差点から国道139号の都留高校南交差点までの東側の区間1.7kmが順次開通していました。
今回開通するのは、国道139号より西側の、都留高校南交差点から大月インター入口交差点までの区間1.5kmです。
現在の国道20号は、国道139号を分ける大月橋東詰交差点を先頭に慢性的な渋滞が発生しています。道路整備を担う国土交通省関東地方整備局は、大月バイパスの全線開通によりさらなる渋滞緩和が期待されるといいます。
バイパスの終点となる大月インター入口交差点は、国道20号(現道)と中央道の大月ICに接続。このため、大月市街を通過する際もメリットがありますが、大月ICとのアクセスも向上し、中央道から大月市街中心部を通らずに猿橋方面や国道139号方面へそのまま抜けられるルートが誕生します。
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