「GW渋滞」はもう始まる!? 意外な渋滞予想に「びっくり!」 首都高が予想する渋滞が始まる日とは
2022年は4月29日からGWが始まりますが、高速道路の混雑はどれくらいになる見込みでしょうか。
2022年は混雑する?首都高の混雑予想は?
例年多くの人で観光地が賑わうゴールデンウィーク。
2022年は4月29日から休日が始まり、5月2日・6日に有給を取得すれば、最大で10連休が実現されます。
ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、外出自粛の動きが高まっていましたが、まん延防止等重点措置などの政策が解除された2022年のゴールデンウィークでは、首都高の混雑状況はどのようになるのでしょうか。
ゴールデンウィークといえば、クルマで長距離旅行や帰省を楽しむ人も多く、それにともなって高速道路では度々混雑している様子が見られます。
とくに首都高速道路(以下、首都高)は、都心から各地方へ繋がるかつ、東日本と中日本を繋ぐハブの役目もあり、多くの交通量が予想されます。
首都高が公表する過去のゴールデンウィークの混雑データから見ていきましょう。
新型コロナウイルス感染症が拡大する前の過去3年間では、1日あたりの首都高利用者は、2017年度が89万7671台、2018年度が91万7088台、2019年度が86万7911台というデータになっています。
一方、コロナウイルス感染症拡大後では、2020年度が51万8731台、2021年度が78万5957台と、2019年度から2020年度の期間でかなり交通量が減っていることがうかがえます。2021年度では多少交通量が戻ったものの、例年に比べて少ないことには変わりありません。
首都高を管轄する首都高速株式会社の広報担当者は、このデータについて以下のようにコメントします。
「2020年度は初めての緊急事態宣言下で迎えたゴールデンウィークであったことから、交通量、渋滞が少なく、2021年度は3度目の緊急事態宣言ということもあり、感染症対策を講じながらお出かけになられる方もいたため、2020年度よりは交通量、渋滞ともに多く出たものと考えております」
では、2022年度のゴールデンウィーク期間における交通量は、どれほどになる見込みでしょうか。
SNSでは「今年も引き続き外出自粛する」という人もおり、2022年度の交通量は2021年度と同等になる可能性もありますが、2020年度から2021年度にかけて交通量が増加していることも事実です。
首都高速株式会社の広報担当者は次のように話しています。
「直近の交通状況を踏まえると、2019年度並みに混雑が発生するものと想定しております。
具体的には、ゴールデンウィーク期間前の業務交通の集中により、4月22日(金曜日)と28日(木曜日)では、渋滞が多くなると予想しております。
またゴールデンウィーク期間中の5月3日(火曜日・祝)では、余暇交通の集中により、同じく渋滞が多くなると予想しております」
このように、期間前、および期間中でもっとも渋滞が集中しそうな日が予測されており、首都高では、可能な限りの渋滞回避を呼びかけています。
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なお、渋滞を回避するためには、事前に渋滞情報を把握しておくことが効果的です。首都高の渋滞情報は「首都高道路交通状況マップ」や「首都高ドライバーズサイト」から確認することができます。
素直に移動を深夜・未明にすれば渋滞はない。何故に出発を朝とか夕方などにするのか不思議。列に並ぶのが大好きな日本人は渋滞も楽しいのだろうか。ある程度渋滞する場所を過ぎたら仮眠するとか、運転を免許持ってる家族に代わってもらうとかすれば良い。渋滞で失われる時間と体力を考えれば、渋滞に嵌まる時間を無くせば良い。
そして、高速道路など逃げ道のない道路は避けてローカル国道や県道を利用するなどすれば、新しい発見や道の駅で買い物や休憩もできて一石二鳥。高速で渋滞に嵌まり、有名SAで混雑にまみれ、有名店で行列を作る。つくづく行列が好きな民族と思う。
ところで。海外では日本のような大型連休による渋滞の話題があれば記事にしていただきたい。