なぜ「原付きナンバー」にガンダム採用? 「住民が羨ましい!」 クルマよりデザイン豊富な理由とは
日本のナンバープレートのなかには、可愛らしいキャラクターがデザインされたものがラインナップされています。なかでもクルマのご当地ナンバーより、原付きのほうがポップなデザインが多いようですが、一体なぜなのでしょうか。
原付きのナンバーデザインが豊富なのはなぜ?
原付きなどのナンバープレートのなかには、可愛らしいキャラクターがデザインされたものがラインナップされています。
クルマのご当地ナンバーより、種類が豊富でポップなデザインが多いようですが、一体なぜなのでしょうか。
クルマが公道を走行するには決められたナンバープレートを装着しなければならず「道路運送車両法施行規則」などによって取り付け位置や角度などが細かく定められています。
クルマのナンバープレートには、通常の無地のナンバーに加え、デザインが可愛らしい「地方版図柄入りプレート」(以下、図柄入りプレート)もラインナップされ、図柄入りプレートは「ご当地ナンバー」のひとつで、各地域を模したデザインが施されているものです。
国土交通省自動車局の担当者によると、これまで図柄入りプレートの選定は、第1弾、第2弾と2回おこなわれ、2022年4月現在では58種類をラインナップ。
第1弾では、もともと地域登録されていた41地域のナンバープレートに図柄入りが加わり、第2弾では新規地域登録された17地域の図柄入りプレートが誕生しました。
一方で、図柄が入ったナンバープレートを装着しているのはクルマだけではありません。
SNSを見てみると、「倉敷市の原付きナンバー可愛すぎるので引っ越したい!」「奄美市の原付きナンバー可愛い〜!」など、あらゆる地域の原付きナンバーの可愛さに注目が集まっています。
原動機付自転車、いわゆる原付きは、普通自動車免許、もしくは原動機付自転車免許にて運転することが可能です。
普通自動車免許は18歳以上から取得可能ですが、原動機付自転車免許は16歳から取得できるため、免許保有ユーザーの層が幅広いのが特徴です。
クルマと違って維持費も比較的安価であることから、日常の足として活用されるケースも多く見られ、地域によっては原付きを高校の通学手段としているところもあるほどです。
そんな原付きのナンバープレートは、国土交通省ではなく、各地方自治体で管理され「地方税法」に基づいた規定に則って装着が定められていることになります。
そのため、クルマのナンバーとは異なり、デザインはもちろん、表記内容の表示形式まで、各地方の自治体が自由に定めても良いものとされています。
こうしたことから、原付きのナンバープレートは、クルマの図柄入りプレートに比べて自由度が高く、各地方自治体が細かく管理していることから、その種類も豊富にラインナップされているのです。
あんまりナンバープレートらしからぬ物は逆に付けたくないというか。ジーンズ柄のやつとか認めたら勝手に装飾・自作されても分からなくなるのでは?。ここまで来ると、もはやカオス状態ですね。
ナンバーの視認性が悪くなるようなものって逆に警察が困るのでは?。