なぜ洗車機でトヨタ「センチュリー」や「ハイエース」は洗えない!? 「洗いたいのに…」ダメな事情とは
ガソリンスタンドなどに設置されている洗車機。クルマによっては「洗車機にそもそも入らない!」という事態に陥ってしまうこともあるようです。実際、洗車機を利用することのできるクルマのサイズはどのくらいなのでしょうか。
なぜ洗車機で洗えない? 洗える条件とは?
愛車が汚れてしまった場合には洗車をする人も多いでしょう。洗車の方法のひとつとして、ガソリンスタンドなどに設置されている「門型洗車機」や「ドライブスルー型洗車機」といった洗車機の利用が挙げられます。
しかしクルマによっては「洗車機にそもそも入らない!」という事態に陥ってしまうこともあるようです。
実際、洗車機を利用することのできるクルマのサイズはどのくらいなのでしょうか。
門型洗車機やドライブスルー型洗車機は、いずれも機械が全自動でクルマを洗車してくれる洗車機で、運転者は洗車コースの選択や支払いを済ませ、洗車機内にクルマを移動させるのみとなっているため、比較的手軽に洗車がおこなうことができます。
そんな門型洗車機やドライブスルー洗車機は、ガソリンスタンドやコイン洗車場に設置されていることが多く、スタンド店員やタッチパネルの指示に従って利用するのが一般的です。
ただ、このふたつの洗車機には、機械の大きさの問題から利用できるクルマのサイズが限られてしまうという弱点があります。
愛知県で洗車機やその付属機器を販売しているメーカーの担当者は、洗車機に入るクルマのサイズについて、次のように話しています。
「洗車機で対応しているクルマのサイズは、それぞれ全長5200mm、全幅2310mm、全高2315mmとなっており、このサイズは、ほとんどの洗車機に共通しています」
そのため、国産車であれば問題なく洗車機を利用することができますが、前述したように、一部のモデルやグレードによっては、洗車機にクルマが入らないという事態が発生することもあります。
洗車機を利用できないクルマとしては、例えば、トヨタ「ハイエース」が挙げられます。
実際のハイエースのサイズは、全長4695mm-5380mm×全幅1695mm-1880mm×全高1980-2285mmとなっており、前出した洗車機のサイズと比較しても全長が少しオーバーしています。
また、洗車機を使うことはないと想定されますが、トヨタ「センチュリー」では全長5335mm×全幅1930mm×全高1505mmとなり、全長が基準を超えるようです。
このように、モデルやグレードによっては「洗車機に入らなくて利用できない!」というようなトラブルに見舞われる可能性があるため、愛車のサイズをきちんと確認して利用するようにしましょう。
移籍乗ってた
インプレッサWRX-STI
巨大リアウイングは、洗車機で洗うと
水洗して乾燥工程おわっても
リアウイングの裏側、泡だらけ(笑)