レクサスの「ワイルド担当」 ド迫力タイヤ装着の「オフロードビークル」展示! 水素エンジン搭載の「ROV Concep」とは
2022年3月末に開催された新型「LX」の試乗会でレクサス初の水素エンジンを搭載する「ROV Concep」が展示されました。
レクサス初の水素エンジン車「ROV Concep」とは
レクサスブランドには、クルマ以外にボートなどもラインナップされています。
そうしたなかで、コンセプトモデルながら「ROV Concep」も発表しており、富士スピードウェイのレクサスカレッジにて実車が展示されていました。
レクサス初の水素エンジンを搭載するモデルとは、どのようなものなのでしょうか。

2021年10月14日にレクサスは新型「LX」を世界初公開されるとともに、ROV Concepもお披露目されました。
その発表の場において、レクサスグローバルブランドマネジメント・ゼネラルマネージャーの富樫弘央氏は次のように話しています。
「このコンセプトモデルは、水素を燃焼させて走る『レクリエーショナルオフハイウェイビークル(ROV)』です。
アジャイルなスタイルに、水しか出さない水素エンジンを搭載。
レスポンスの良さと、五感を刺激するサウンドを楽しみながらオフロード車でも行けない場所に一歩踏み込み、自然と触れ合うことで、自然と共生しながら走りを楽しむライフスタイルを実現します」
ROVとは、乗車定員が2名以上でハンドルで運転操作をするという特徴を持ち、レジャーから仕事まであらゆる場面で活躍します。
レクサスのROV Conceptのボディサイズは全長3120mm×全幅1725mm×全高1800mmとなり、頑丈なパイプフレームと軽量で小型なボディを採用。乗車定員は2名です。
エクステリアは、次世代レクサスのデザインランゲージを表現するL字型フロントヘッドランプ/リヤコンビネーションランプ、フロントグリル、フロントフェンダー、水素燃料タンクにつながるサスペンションカバー、新型NXから採用された「LEXUS」のリアロゴ、ボディカラーには、Iron Oxide(アイアンオキサイド)を採用しました。
インテリアは、ドライバーが運転に集中でき、必要とする情報を瞬時に読み取れるシンプルなメーターや、上質な革のステアリングホイール、洗練されたシフトノブ、耐久性のある丈夫な合成皮革シートを採用。
パワートレーンには、1リッター直列3気筒水素エンジンを搭載し、圧縮気体水素を燃料として使用。
トランスミッションは「シーケンシャルパドルシフト+リバース式」となり、駆動方式は「セレクタブル2WD&4WD with デフロック」となっています。
なお水素エンジンは、圧縮された水素を高圧タンクに貯蔵し、水素をダイレクトインジェクターで正確に噴射することで、環境への配慮とエンジン車ならではのリアルなエンジンの鼓動を感じ取れる走りの楽しさと水素の高速燃焼による応答性の高いトルクを実現。
また、走行中のエンジンオイル消費をごく僅かに抑え、CO2排出をほぼ発生しないようになっています。
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レクサスはROV Conceptについて次のように説明しています。
「コンパクトなボディサイズとROVならではの悪路走破性を備え、乗用車では味わえない走る楽しさや、雄大な自然との触れ合いを提供することを目指しています。
また、LEXUS初の水素エンジンを採用し、環境への配慮とエンジン車ならではのリアルなエンジンの鼓動を感じ取れる走りの楽しさを両立しています」と説明しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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