トヨタ「アルファード」より良い? 右ハンのレクサス「LM」に乗り込んでみた! 2000万円超えも「タイの六本木」で多数目撃!

ところで…「LM」は人気なの? タイの六本木ではめちゃ見るけど…

 ところで、そんなLMはタイで人気なのでしょうか。答えは「イエス」です。

 実際、バンコクの都心部であり東京でいうところの六本木交差点のような場所「アソーク交差点」で道を通るクルマを見ていると、10分に1台ほどのペースでLMを見かけます。

 ちなみに、アルファードやヴェルファイアは3分に1台ほどのペースで見かけるのでそれもそれで凄いことです。

まさにタイの六本木交差点!? 「アソーク交差点」ではLMをめちゃ目撃する
まさにタイの六本木交差点!? 「アソーク交差点」ではLMをめちゃ目撃する

 LMの現地価格は550万バーツ(約2000万円)からとなっています。
 タイは日本よりも物価が高いのでその価格は日本でいうとロールスロイス「ファントム」を買うのに近い感覚ですが、それにもかかわらず発売から2年ほどのLMが“よく見かける存在”になっているのは驚くほかありません。

※ ※ ※

 タイをはじめアジアの都市部は以前からアルファードやヴェルファイアに人気があり、それらをショーファードリブン(運転は運転手に任せオーナーは後席に座るリムジン)として使う人も多くいました。

 その理由としては、従来のセダンよりも後席が広くて快適だからです。

 LMはそんなマーケットに新しい風を吹き込んだといえますが、なぜメルセデス・ベンツ「Vクラス」ではないかといえば、バンがベースのVクラスに比べて車体の基本から乗用車として開発されたアルファードやLMは乗り心地がよく、快適で乗り降りもしやすいからです。

【画像】あれ? 六本木をLMが走ってる? 高級過ぎるミニバン「LM」の実車を写真で見る!(45枚)

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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