「アトレー」「キャラバン」車中泊仕様が続々登場! ユーザーが車に重視するポイントは機能性? デザイン? 価格!?
最近ではアウトドア需要が高くなり、さまざまな車中泊仕様車が登場しています。そんななか、ユーザーは車中泊仕様車についてどういったポイントを重視するのでしょうか。
機能? デザイン? ユーザーが「車中泊」に求めるものとは
最近ではアウトドア需要が高くなり、さまざまな車中泊仕様車が登場しています。
そんななか、ユーザーは車中泊仕様車についてどういったポイントを重視するのでしょうか。くるまのニュースではSNSを通じてアンケート調査を実施しました。
最近のアウトドアや車中泊ニーズの需要が高いことから、車中泊を意識したクルマが多く登場しています。
例えば、2021年12月に発売されたダイハツの新型「アトレー」は、フルモデルチェンジを遂げ、軽乗用車から軽商用車へ進化。
開発時に「車中泊」を意識していたこともあり、リアシートのフラット化や、車中泊時に活躍する機能・装備を拡充しました。
ほかにも、 日産新型「キャラバン」には、車中泊仕様として「マルチベッド」をラインナップ。
荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムとフロアパネルを装備することで、車内で快適な休息や寝泊まりするスペースを確保しつつ、積載性も兼ね備えました。
このように、最近では車中泊を意識したクルマが登場していますが、ユーザーは車中泊についてどういったポイントを重視しているのでしょうか。
くるまのニュースでは車中泊に関するアンケート調査を実施。「あなたは車中泊仕様車についてどういったポイントを重視しますか」という質問では、さまざまな意見があげられています。
まず「デザイン」と回答した人は、「見た目重視」、「機能面を充実させれば箱バンのような形がベストになるが、それでは遊び心がなく、購入意欲が沸き起こらない」、「Youtubeで室内はそこまで広くないけど、内装がかっこいいSUVを見たから」との意見が4。
最近登場している車中泊仕様のクルマは、ビビッドなカラーやアウトドアでも映えるようデザインのものが登場しており、遊び心が感じられるような外観を好むユーザーがいるようです。
その一方で、「室内の広さ」と回答した人も。「広さはあとからどうにもできないから」「広い方が身動きが取れる」といった声が見られています。
また機能面と回答した人は、「広さなどはもちろんのこと、機能によってどのクルマにするか変わってくると思う」「利便性・快適性を重視したいから」と回答。また具体的に、「内蔵型AC100V、1500W電源、電動エアコン」と答える人もいました。
車中泊はクルマの中で過ごす時間が長いからこそ、身動きが取りやすい、居心地の良い広い室内空間、また電源類などの機能面などを重視するという人もいるようです。
デザインや室内の広さ、機能面を重視するポイントにしているユーザーがいるなか、価格面も気になるというユーザーの声も。
実際に、「大きいのが必要無いから」「お金をかけるとかけるだけ機能は良くなるが、それでは商品が売れないと思う」「費用対効果の面で考えても価格は重要」との声が見られました。
車中泊で重視するポイントは人によっても異なるといえますが、そのときの使用用途によっても変わってくるといえるでしょう。
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最近では、地震などの災害時に自分のプライベート空間や電源確保の観点から車中泊の需要が高まっています。
さらに、新型コロナウイルスの影響により、旅行などが気軽に出来ない状況下ゆえに非日常が体感出来るという観点からも車中泊に関心が寄せられています 。
こうした背景もあり、ユーザー、さらにメーカーも「車中泊」を意識した状況となっていることから、今後も車中泊を意識した仕様が登場するかもしれません。
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