VWが新型ワーゲンバス!? 「ID.バズ」世界初公開! VW不動の人気ミニバンがEVで復活

2017年のデトロイトショーでコンセプトモデルが発表され注目を集めたEV版ワーゲンバス、「ID.BUZZ(ID.バズ)」が世界初公開されました。商用車と乗用車のふたつが登場します。

全長4.7mのボディ 室内には広大なスペースが広がる

 独フォルクスワーゲン(VW)商用車部門は2022年3月9日、VWの電気自動車(EV)シリーズ「ID.」の次世代モデル「ID.BUZZ(ID.バズ)」世界初公開しました。

世界初公開されたVWの電動ミニバン「ID.バズ」
世界初公開されたVWの電動ミニバン「ID.バズ」

 ID.バズは、2017年1月に開催された北米国際自動車ショー(NAIAS。デトロイトショー)でコンセプトモデルが世界初公開されたフルEVで、VWグループのEV向けモジュラープラットフォーム「MEB」を採用しています。

 1950年に初代モデルが発売され、日本では「ワーゲンバス」、米国では「マイクロバス」、欧州では「ブリー」の愛称で親しまれる往年の名車、「タイプII」をデザインモチーフとして採用したコンセプトモデルのデザインを製品バージョンに忠実に再現したことも注目です。

 5人乗りの「ID.バズ」のほか、3人乗り商用車の「ID.バズ カーゴ」の2種類が登場しました。欧州でのプリセールスは2022年5月に始まり、市場導入は同年秋を予定しています。また今後、VWアメリカにより、米国およびカナダでも発売予定です。
 
 デザインは、1950年代のアイコンであるワーゲンバス(T1)を現代に昇華させた超ショートオーバーハングなエクステリアが特徴です。ただし空気抵抗係数(Cd値)は0.285から0.29と優れています。

 全長4712mm×全幅1985mm×全高1937mm、ホイールベースは2988mmというボディサイズで、モデルラインにより18インチから21インチのホイールを装備します。全長に対してホイールベースが長いのが特徴ですが、最小回転サークルは11.1mと小回り性能も優れています。

 注目はその室内の広さで、ID.バズの場合、5名フル乗車時でも最大1121リッターの荷室スペースを確保、仕切り壁のあるID.バズ カーゴの荷室スペースは3.9立方メートルを超えているといいます。

 総エネルギー量82kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、150kW(約204馬力)・310Nmを発生する電気モーターで、当時のワーゲンバス(T1)と同様にリアを駆動します。最高速度は140km/hに制限されます。

 11kWの普通充電ほか最大170kWまでの急速充電に対応。その場合、約30分で5%から80%まで充電することが可能です。将来的にはプラグ&チャージ機能を搭載する予定で、充電ステーションと必要なデータを交換することができるようになり、利便性が向上するといいます。さらにID.バズは双方向充電にも対応しているといいます。

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 VW乗用車部門の取締役会会長、ラルフ・ブランドシュテッター氏は「ID.バズはEV時代の真のアイコンで、VWでしか作れないクルマです。1950年代、VWブーリーはクルマの自由や独立性、そして大きな感動という新しい感覚を象徴していました。このID.バズは、このライフスタイルを現代に置き換えたものです」とコメントしています。

 VW商用車部門の取締役会会長、カーステン・イントラ氏は「ID.バズは製造と輸送においてカーボンニュートラルなフットプリントを残す、サステナビリティという面で先駆的な存在です。またリサイクルされた合成素材を用いることで、室内では本革を一切使用していません」と付け加えています。

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