道路「シマシマ」なぜ存在? ゼブラゾーン通ったらダメ? 類似標識との違いとは
ゼブラゾーンに似た道路のシマシマはほかにも!
道路では、前述したゼブラゾーン(導流帯)以外にも、シマシマ模様の似たような標示が確認できます。
例えば、大通りや生活道路に関わらず、街中でよく目にすることができるのが「停止禁止部分」の標示です。
停止禁止部分は、主に警察署や消防署の前にペイントされた標示で、四角い白線枠のなかに、斜めに並行した白線が複数引かれ、中央の白線は消しゴムで消されたように繋がりがない状態となっています。
この標示がある場所には、クルマを停止させることができず、信号待ちや渋滞などの短時間であってもスペースを開けておく必要があります。
停止禁止部分の標識がある場所は、前述したように警察署や消防署付近であり、緊急車両が出動する際の玄関口となっています。
そのため、万が一の緊急出動に備えて、常に障害物がない状態であることが求められるのです。

ほかにも、「安全地帯又は路上障害物接近」の標示も白線の縞模様で形状もゼブラゾーンに類似していますが、これは前方に安全地帯や路上障害物(分岐標識など)に接近しつつあることを示します。
また「安全地帯」とは、黄色と白色の実線で書かれた四角い枠となり、主に路面電車などの軌道に沿って設置されています。
そのため、安全地帯又は路上障害物接近の標示のある場所は、基本的に通行することができず、シマシマ付近にペイントされている矢印マークに沿って通行することが求められます。
Writer: Peacock Blue K.K.
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