トヨタ、「ロシア・ウクライナ」事業を停止! 「優先はすべての関係者の安全」 205拠点に影響

トヨタはロシアならびウクライナの事業に関する状況を2022年3月3日に発表しました。

トヨタ、ロシアならびウクライナの事業に関する状況を説明

 2022年3月3日、トヨタはロシアならびウクライナの事業に関する状況を発表しました。

トヨタは「ロシア事業(現地生産・車両輸入)について」をアナウンス(写真はロシアでも人気の新型ランドクルーザー)
トヨタは「ロシア事業(現地生産・車両輸入)について」をアナウンス(写真はロシアでも人気の新型ランドクルーザー)

 トヨタは、「ロシア事業(現地生産・車両輸入)について」というタイトルで以下のアナウンスをおこないました。

「トヨタは世界中の皆様と同じようにウクライナの人々の安全を憂いており、一刻も早く平和で安全な世界が戻ることを願いながら、ウクライナ情勢を注視しています。

 ウクライナとロシアで事業を行う企業として、私たちが何よりも優先していることは、すべての従業員、販売スタッフ、仕入先の皆様の安心と安全です。

 今回、トヨタは、広く公正な視野で事態を見極めた上で必要な意思決定をいたしました」

 具体的な方針としては、以下の通りです。

 ウクライナトヨタ:2月24日をもってすべての事業活動(販売・サービス拠点数:37拠点)を停止しております。

 ロシアトヨタ:供給問題により、3月4日より当面の間、サンクトペテルブルク工場での稼働及び完成車の輸入を停止します。(販売・サービス拠点数:168拠点、サンクトペテルブルク工場:ロシア市場向けRAV4とCamry生産)

※ ※ ※

 なお、欧州のそれ以外の地域の製造・販売事業については、影響はないとしています。

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