トヨタが「宇宙船みたいなクルマ」を投稿!? 可愛く美しい! 幻想的な「LQ」がSNSで話題に
2022年3月1日、トヨタは公式インスタグラムで「LQ」の幻想的な写真を投稿しました。宇宙船のようなLQとはどのようなモデルでしょうか。
トヨタがオーロラバックに宇宙船のような「LQ」写真を投稿!?
トヨタは、オーロラをバックに存在感を示す小型EVコンセプトカー「LQ」の写真を公式インスタグラムに投稿し話題となっています。
トヨタのLQとはどのようなクルマなのでしょうか。
LQは、トヨタが「新しい時代の愛車」を具現化したコンセプトカーとして2019年10月に公開されました。
「Learn,Grow,Love」をテーマとしたLQは、ユーザーの好みや状態にあわせた移動体験の提供を通じて、時間とともにより愛着を感じられるモビリティを目指し開発。
ボディサイズは、全長4530mm×全幅1840mm×全高1480mm、ホイールベース 2700mm。乗車人数は4名とし、EV航続距離は300km程度と公表されていました。
デザインは、キャビンを前に出した未来的なシルエットとし、車両中央にあるAIエージェント「YUI」を起点に車両内外をシームレスに連続させる「INSIDE OUT」をデザインテーマとして採用。
エクステリアは、ドア下部までもガラス面とすることでドア部分と車内空間がシームレスにつながり、より洗練された構造となっています。
インテリアは、エアコンの吹き出し口を乗員から見えない場所に配置するインビジブルレジスタを採用することでインパネ周辺の凹凸が少ないシンプルな造形としました。
メーターには有機ELディスプレイを採用。高い視認性を確保しつつ、ディスプレイを大きく曲げることで先進的なインパネ造形としています。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)にはAR表示を採用することで情報表示エリアを拡大し、ドライバーの視線移動を低減することで安全運転を支援します。
さらにLQは、覚醒・リラックス機能付きシートを世界初搭載。これはドライバーの状態に合わせて内蔵された複数のエアブラダー(空気袋)や送風機能が作動することで、ドライバーの状態をサポート。
例えば、ドライバーが眠気を感じている場合、エアブラダーを膨らませに、シート空調の冷風刺激によって覚醒を促します。
また、LQの自動運転はレベル4相当とされており、駐車場では乗降場と駐車スペース間で無人自動運転ができるシステムを搭載。
身体の不自由な人や妊娠中・乳幼児を連れた人、さらに駐車が苦手な人の負担を軽減したり、隣の車両と20cmの間隔で駐車できるため、駐車場の省スペース化に貢献します。
その後、2020年、2021年には東京都内を走行している様子も目撃されており、コンセプトカーながら公道を走行するためにナンバーを取得している個体もあるようです。
今回、インスタグラムで投稿された幻想的なLQは、公開から約15時間で2.4万件の「いいね!」が押され、コメントのなかには「とても美しい…」といった声も出ていました。
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直近のトヨタEVとしては、主に日本向けとして「C+pod(シーポッド)」、中国向けの「C-HR/IZOA」、そして2022年にグローバルで展開される新型「bZ4X」などが挙げられます。
今回のLQはあくまでもコンセプトカーですが、そのデザインを始めとする存在感はいまでも健在なようです。
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