赤いトヨタ新型「bZ4X」日本初公開!? 斬新デザインな「スポーツカーみたいなSUV」登場! トヨタならではのEVとは

エアコンよりも「すぐ温かい!」 新型bZ4Xのイイ機能とは

 今後、EVが普及していくうえでの課題とされているのが航続距離や充電時間などのインフラ問題です。

 新型bZ4Xでは、とくに冬場航続距離を延ばすために、ヒートポンプ式エアコンや、シートヒーター、ステアリングヒーター、前席乗員足元の輻射ヒーターを採用しました。

 これは、エアコン操作時に「ALL AUTO(ECOスイッチ)」を押すことで乗員の周囲のみを省電力で温めることが可能です。

  充電時間に関しては、世界各地域の高出力充電に対応するべくDC急速充電を150kWにしたため30分で充電量80%まで充電可能だといいます。

 さらに日本仕様では、アウトドアや災害時などの緊急時に活躍するDC外部給電機能(V2H/V2L)を搭載しています。

 また、新型bZ4Xは前述の回生エネルギーの活用に加えて、「ソーラー充電システム」を採用しており、これは「プリウスPHV」に採用されてものから創意工夫により1年間の発電量が約1000kmから1750kmに向上しました。

トヨタ新型「bZ4X」では「プリウスPHV」のソーラーパネルを進化させたものが採用される
トヨタ新型「bZ4X」では「プリウスPHV」のソーラーパネルを進化させたものが採用される

 すでに欧州などではグレードや仕様、価格などが明らかになっている新型bZ4X。

 2022年2月末時点で日本仕様のグレードや価格は不明確ながら、日本国内でのライバルEVが400万円台半ばからエントリーモデルを用意していることから、そのあたりの価格帯がターゲットとなるかもしれません。

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