トヨタ新型「bZ4X」はバビューンと軽快!? 斬新デザインSUVはスゴかった? 新bZ第一弾の特徴とは

bZシリーズ第一弾としては「飛び道具」は無いけども…差を無くして普及させたい想いが強い新型「bZ4X」

 また、前述のe-tron50は一充電走行での航続距離が333kmですが、新型bZ4Xはまだ正式発表ではないものの500km程度を想定しているというのもすごいところ。

 それだけ空力やエネルギーの高効率化を追求したと推測できますが、実走行での航続距離を伸ばすための工夫のひとつとして、エアコンによる消費電力を減らす空調システムを導入しています。

 とくに冬場にヒーターを使うとみるみるバッテリー残量が減ってしまう経験がありますが、新型bZ4Xでは外気からの吸熱を暖房に利用する高効率なヒートポンプシステムを採用し、乗員の周囲のみを温める「ALL AUTO(ECO)」と、トヨタ初採用となる「輻射ヒーター」を搭載。無音・無風の遠赤外線で足元を温められるようになっています。

バビューンと加速するトヨタ新型「bZ4X(プロトタイプ)」  走行面での限界域が高いためスポーティな走りも楽しめる
バビューンと加速するトヨタ新型「bZ4X(プロトタイプ)」 走行面での限界域が高いためスポーティな走りも楽しめる

 こうして短時間ではありますが新型bZ4Xのプロトタイプを見てきて、トヨタの最新EVであり、今後怒涛のラッシュとなるbZシリーズ第一弾としては、ぶっ飛んだ未来をわかりやすく感じさせてくれるような、大きな驚きがなかったのは少し残念。

 ですが、外からは見えないメカニズムの部分に、革新的な未来が詰まっていました。

 走りも使い勝手もこれまでのEVの弱点をクリアして、ユーザーに便利に使って欲しい、楽しんで乗って欲しい、という想いは強く感じられました。

 コネクテッド機能や快適装備などに飛び道具的なものを用意しなかった点については、bZ4Xがグローバルで展開していくモデルであることが大きな理由とのこと。

 国ごとの差をなるべく無くし、価格も抑えながら、まずは普及させたいという使命のようなものも感じました。

 未来的・先進的なチャレンジとしてはステアバイワイヤに注目してほしいとのことなので、次回はぜひワンモーショングリップで試乗したいです。

 また現在、クルマのサブスク「KINTO」での価格は思案中とのことですが、皆さんなら月額いくらまでなら、bZ4Xに乗りますか。

 あれこれ想像しながら正式発表を待ちたいと思います。

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