今シーズンの冬は、東京都内でも積雪が見られるほど降雪量が多く、北海道や東北地方など、例年雪が降る地域でもかなりの降雪量となりました。
　
　例年降雪のある地域であっても、路面状況や降雪の激しさによっては、クルマで出かけるのも一苦労でしょう。
　
　そんななか、とあるユーザーがSNSにアップした「会社に行きたくない」という旨の投稿が話題となっています。
　
　投稿は「クルマ」と「雪」に関連するものになっているようですが、一体どういった内容になっているのでしょうか。

　投稿したのは秋田県横手市に在住の「shingo（@CG_550）」さんです。横手市は例年降雪のある地域で、2022年2月には観測史上最高となる2m超えの降雪量を記録しています。

　そんな横手市に在住のshingoさんが投稿したのは「会社行きたくないw」という、たった一言の投稿。

　この投稿には、現在およそ3万件のリツイートに22万件を超える「いいね」が寄せられ、投稿文ではなく添付された写真が大きな話題の要因となっています。

　撮影された写真は、shingoさんのクルマの車内ですが、そのなかにはどっさりと雪が積もっています。

　ダッシュボードやカーナビ、助手席シートやシフトノブにも雪が積もり、車内は真っ白な状態になっています。

　このように車内に雪が積もってしまった原因について、shingoさんは以下のように説明します。

「前日まで暖かく、燃費を考え暖房を切って走行していました。

　しかし、窓を開けないとフロントガラスなどが曇ってしまうので、前後の窓4枚すべて、約2cm程開けて走行していました。

　ただ、自宅に到着後、そのまま窓を閉め忘れてしまい、夜中からの暴風雪で車内に積雪となりました」
　
　つまり、雪はたった2cm程度の隙間から入り込み、shingoさんのクルマの車内を白銀の世界に変えてしまったというわけです。

　めったに起き得ることではなく、「おもしろい」と思ったshingoさんは、すかさず車内の写真を撮影。その後、仕事に向かうために除雪作業をおこなったといいます。

「まずは雪をほうきである程度払い、出勤の際は残った雪が溶けないように暖房をつけずに走行しました。

　出勤後にエアダスターで残りの雪を飛ばし、最後はウエスで拭き上げました。全部で10分程かと思います。

　今回は氷点下時の降雪のため、雪自体がサラサラのパウダー状態でした。そのお陰で復旧も楽だったのだと思います」

　shingoさんは除雪作業についてこのように振り返り、出勤については「もちろん遅刻もせず出勤いたしました」と笑顔で語ります。

　雪はその日の気候によって、サラサラだったり、水分を含んでベチャベチャだったり、フワフワと綿のようだったりと、かなりコンディションが異なります。shingoさんが会社に遅刻せず、雪を除去できたのは不幸中の幸いだったのかもしれません。

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　SNSでは、shingoさんの投稿に対して「仲間です！」「同じ境遇の人がいたとは…」など、同様のトラブルに陥ったユーザーの声も寄せられています。

　また、「友人は窓全開だったので…」と、shingoさんより、さらに車内に雪が積もった写真を送付している人も見られました。

　まるで漫画のネタのような一コマですが、意外にも同様のケースに陥っている人はいるようで、多くのユーザーから驚きの声が挙げられています。