レクサス次期「LFA」は大胆デザイン!? 高性能スポーツカーが甦る!「エレクトリファイドスポーツ」との共通点は?
今後レクサスはBEVブランドになることを目指しており、4台のBEVコンセプトを公開しました。そのなかでも「エレクトリファイドスポーツ」は次期「LFA」といわれていますが、デザインにおける共通点を検証してみました。
「LFA」を継承するレクトリファイドスポーツ」
レクサスはバッテリーEV(BEV)のフルラインナップを実現し、2035年にグローバルでBEV100%を目指すことを、トヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」において公表しました。
同時の4台のBEVが世界初公開されましたが、そのなかの1台である「エレクトリファイドスポーツ」はスポーツカータイプのBEVで、伝説ともいわれる「LFA」のDNAを受け継いだモデルだといいます。
LFAとエレクトリファイドスポーツには共通点があるのでしょうか。2台を比較してみます。
LFAは、レクサスブランドのプレミアムスポーツを示す「F」の頂点に立つモデルとして2010年に登場。全世界で限定500台が販売された、レクサスが誇る高性能スポーツカーです。なお、価格は約3750万円でした。
LFAのエクステリアデザインは、「L-finesse」に基づき、乗員を中心に配置した独自のFRプロポーションと、CFRP(カーボン繊維強化樹脂)キャビンの特性を活かしたエアロダイナミクスをボディ全体で表現しました。
また、小型・軽量化した新開発の4.8リッターV型10気筒エンジン(560PS/480Nm)や、高いボディ剛性と軽量化を両立するカーボン製の車体骨格などを採用。車両の軽量化や重量配分の最適化をおこない、2.64kg/PSという卓越したパワーウェイトレシオとトラクション性能を実現しています。
一方、次世代BEVスポーツカーのエレクトリファイドスポーツは、高性能スポーツカーに求められる大胆なプロポーションと低い車高を備えており、ラグジュアリーブランドとしてレクサスの未来を象徴したモデルです。
レクサスというと、糸巻きの形を模した「スピンドルグリル」が特徴ですが、LFAとエレクトリファイドスポーツはスピンドルグリルを備えていません。
これは、LFAが登場した当時はスピンドルグリルが本格的に採用されておらず、また、エレクトリファイドスポーツはBEVなのでグリルから空気を取り込んでラジエーターを冷やす必要がないことが関係しているといえます。
対するエレクトリファイドスポーツは、最近のレクサス車に見られる「L字」のデイタイムランニングを装着しており、レクサスファミリーの一員であることを主張しました。
フロントフェイスはLFAとエレクトリファイドスポーツ共通点はあまりないように思われますが、ワイド&ローのスポーツカーならではのスタンスやロングノーズショートデッキのクーペフォルムは両車ともに持ち合わせています。
その一方でリアを見ると、テールランプを内蔵した逆三角形のデザインが似ており、この点はLFAとエレクトリファイドスポーツの共通点といえそうです。
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前述の「バッテリーEV戦略に関する説明会」において社長の豊田章男氏は、「LFAの開発を通じて作りこんだ『走りの味』いわば、『秘伝のタレ』。それを継承する次世代のスポーツカーをバッテリーEVで開発いたします」と明言しており、エレクトリファイドスポーツがLFAの後継車となることは間違いなさそうです。
エレクトリファイドスポーツの0-100km/h加速は2秒台前半と、LFAの3.7秒をしのぐ加速性能を実現。固体電池の使用により、航続可能距離は700kmを超える可能性があるといいます。
日本や欧米のレクサスは、SNSなどでエレクトリファイドスポーツの画像や映像を順次公開。ハイパフォーマンスな次世代電動スポーツカーの登場に期待がかかります。
Twitter見てるとこっちより2つ左隣にあった
ステーションワゴンの方が盛り上がってる気がする