トヨタが投げかけ「好きですか?」 タフ顔「ピックアップEV」 先進感&オフ感を両立!? 次期「タンドラ」なのか
英国トヨタは、ピックアップトラック「タンドラ」のような「Pickup EV」の画像を公式Twitterに投稿しました。果たしてどのような反響があったのでしょうか。
トヨタが「ピックアップEV」の印象を問いかける!
昨今、さまざまなBEVを投入している各自動車メーカーですが、トヨタは2021年12月14日にピックアップトラックタイプのBEVをお披露目しました。
その後、2022年2月3日に英国トヨタが公式Twitterにて「オールエレクトリックのピックアップトラックは好きですか?」と画像とともに投稿しています。
2021年12月14日におこなわれた「バッテリーEV戦略に関する説明会」で、トヨタの豊田社長は「2030年までに30車種のバッテリーEVを展開し、グローバルに乗用・商用各セグメントにおいてフルラインでバッテリーEVをそろえてまいります」と宣言しています。
そのひとつとして、「Pickup EV(ピックアップEV)」がお披露目されました。
ピックアップEVのデザインは、2021年にフルモデルチェンジを遂げたトヨタ「タンドラ」に似たデザインとなっています。
またEVでは主流のグリルレス風なデザインにすることで電動車ならではの先進感を表現。
しかし、ピックアップトラックに求められる悪路走破性を意識した樹脂製フロントバンパーや張り出した前後フェンダー、オフロードタイヤ&ホイールは従来のタンドラなどのオフロードテイストを継承しています。
前述の説明会ではピックアップEVに関する詳細は明らかにされていませんが、デザイン統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏は次のように説明していました。
「例えば、トヨタのオフロードの伝統を活かして、新しいエキサイティングなレクリエーション体験を創造することや、汎用性とダイナミックな走りを両立させるために新しい方法を模索しています」と説明した際には動画でピックアップEVが走行する様子が流れています。
このことから、これまで仕事や趣味など多彩な使われ方をしていたタンドラや「タコマ」、「ハイラックス」などのトヨタピックアップトラックは、BEVとなってもその趣向は変わらないようです。
そうしたなかで、英国トヨタは公式Twitterにて「私たちのビジョンのオールエレクトリックピックアップがどのように見えるか、あなたは好きですか?」とユーザーに投げかけています。
それに対するユーザーコメントは「ミニピックアップは仕事に良いかも」、「見た目が良い」、「電気自動車は好きではないが、これは悪くない。でも、やっぱりガソリンの方がいい」、「手頃な価格であることを願う。待ち遠しいです」と概ね好印象のようです。
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これまでピックアップトラックの電動化はさまざまな課題により難しいとされていましたが、最近では新型タンドラにハイブリッド車を設定したほか、BEVとしてはフォードが「F-150ライトニング」を2022年春に発売する予定だといいます。
そうしたことからも今後ピックアップトラックの電動化は増えていくとみられ、今回のピックアップEVの登場にも期待が寄せられます。
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