日産「シーマSUV」世界初公開! トヨタ「クラウンSUV」に対抗!? ナンバー取得済の極上カスタムとは

SNSやオートメッセ会場では大人気!でも公道では注目されない?

 シーマSUVは、2021年12月に完成した姿をSNSにあげたところ、たちまち大評判となり多くのいいね!やリツイートがおこなわれました。

 大阪オートメッセ2022の会場でも多くの来場者がクルマを取り囲み、とても美しい違和感ない仕上がりに多くの来場者が驚嘆しながら写真を撮っていました。

 このように大きな話題となっているシーマSUVですが、実はナンバーをつけて公道を走っているときにはほとんど注目を集めることはないといいます。

 しかしながら「注目されないことは大成功」とのこと。どういうことでしょうか。

 カスタマイズ科を担当する日産京都自動車大学校教育部車体科の山瀬匡隆先生にその理由を聞きました。

「注目されないことは実は大成功なのです。目標はいかに自然に、違和感なく高級SUVとして見てもらえるか?というところにありました。

『あれ?日産にこんなSUVがあったんだ』『いつの間にこんな新車が出てたんだろう?』など。

 日産ディーラーで普通に販売されている高級SUVとしてみてもらえていると解釈しています」

シーマのキャラクターライン(フロントフェンダー)と後ろのつながりを違和感なく仕上げられている(撮影:加藤博人)
シーマのキャラクターライン(フロントフェンダー)と後ろのつながりを違和感なく仕上げられている(撮影:加藤博人)

 素晴らしい仕上がりの高級SUVが誕生しましたが、インテリアについてもシーマの内装のような「高級化」のアイデアは無かったのでしょうか。

「実はインテリアも手掛ける予定があったのですが、その時期がちょうど2021年8-9月の緊急事態宣言が発令されていた時期でした。

 約3週間、全員が自宅での学習となっていたため作業ができなかったのです」(前出の山瀬匡隆先生)

※ ※ ※

 日産ディーラーのショールームに展示されていてもおかしくないレベルに仕上がっているシーマSUV。

 クラウンのSUV化などが話題となっていますが、かつて日産で販売されていた「スカイラインクロスオーバー」の高級版ともいえるシーマSUVの市販を望む声も多く寄せられていることでしょう。

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Writer: 加藤久美子

山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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