雪がやんだら「見えない敵」に注意! 夜&早朝に現れる「ブラックアイスバーン」 JAFが呼びかける注意点とは
雪が降ってからでも…まだ間に合う「準備しておきたいもの」とは
雪が降る前に準備しておきたいことにはどのようなものがあるのでしょうか。
JAFによれば、「通常のウォッシャー液では凍結する場合があるため、寒冷地用のウォッシャー液に入れ換える」「スタッドレスタイヤ装着時でもタイヤチェーンとジャッキは必須」「冬場は不測の事態に備えブースターケーブルを用意したい」「毛布は急なトラブル時、車内の防寒具として使用できる」などを挙げています。
雪道を走行する際にはスタッドレスタイヤを装着するのが基本ですが、積雪地によっては「チェーン規制」が実施されることもあり、車内にチェーンを装備しておくと良いといえます。
また、雪道ではいつもと同じ経路を走行しても、速度規制や通行止めなどにより時間がかかる傾向にあるため、早め早めの行動が望ましいです。
さらに、出発地、経由地、目的地それぞれの気象情報や道路情報を予め収集しておくことも、いざというときのトラブル回避につながります。
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雪道に強いドライバーなら少しでも進行方向と車体が1~2°ズレると滑ったと感じます。FRやRRならアクセルを離すと真っ直ぐ減速します。FFだと前輪にエンジンブレーキが掛かるので普通にブレーキを踏んだほうが良いでしょう。滑ったことに気付かずにそのままアクセルを踏む人は事故ります。三半規管が鈍感な人は気付かず、鋭敏な人は直ぐに気持ち悪いと感じてスリップを実感します。ちなみにブラックアイスバーンよりも怖いのは、除雪グレーダーで真っ平らに削られた圧雪路面です。