ホンダ新型「ステップワゴン」と「フリード」どっちを選ぶ? 比較対象はどんな部分? ユーザーの悩みポイントは?

2022年春頃に正式発表・発売が予定されているホンダ新型「ステップワゴン」は、2月4日から先行予約が開始されました。ホンダのミニバンといえば「フリード」もラインナップされていますが、両車を検討しているユーザーは、どのようなポイントで比較しているのでしょうか。

ホンダ新型「ステップワゴン」と「フリード」 比較のポイントは?

 2022年2月4日からホンダ新型「ステップワゴン」の先行予約が開始されていおり、2022年春頃に正式発表・発売が予定されています。
 
 ホンダのミニバンといえば、2022年2月現在コンパクトサイズの「フリード」もラインナップされていますが、両車を検討しているユーザーは、どのようなポイントで比較しているのでしょうか。

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」とミドルミニバンの新型「ステップワゴン」(画像はエアー)を比較する人はどんな人?
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」とミドルミニバンの新型「ステップワゴン」(画像はエアー)を比較する人はどんな人?

 ホンダの公式ホームページでは、前述のステップワゴン、フリード以外に「オデッセイ」がラインナンプされていますが、オデッセイは2021年内で生産が終了。

 現在は在庫を販売するのみとなっており、今後ホンダのミニバンはステップワゴンとフリードの2車種となります。

 そうした背景から、新型ステップワゴンの情報が明らかになっていくにつれ、SNSではフリードとステップワゴンについて比較するような投稿が見受けられます。

 なかには「新型ステップワゴンより、フリードのフルモデルチェンジを待って購入したい」という声もあるようです。

 新型ステップワゴンとフリードを比較検討しているユーザーは、両車のどういったポイントを比較しているのでしょうか。

 6代目となる新型ステップワゴンは、まだ公表されていない情報も多いものの、ボディサイズや価格、グレードについては先行予約が開始されたことで、販売店にいけば分かるようになっています。

 一方、現行フリードは2016年に発売された2代目モデルで、2022年2月現在、モデルチェンジをおこなうといった発表はされていません。

 そんな両車について、ホンダ販売店の営業担当者は「店頭でもステップワゴンとフリードを検討される人はいます」としつつ、「まず第一として、ボディサイズの違いが比較検討のポイントとなります」と話します。

 新型ステップワゴンのボディサイズは全長4800mm(スパーダは4830mm)×全幅1750mm×全高1840mm(4WDは1855mm)の3ナンバーサイズ。

 一方で、フリードは全長4265mm(フリード+の2WDは4295mm)×全幅1695mm×全高1710mm(4WDは1735mm)の5ナンバーサイズです。

 また、乗員人数も異なり新型ステップワゴンは7人乗り/8人乗り、フリードは6人乗り/7人乗り、フリード+は5人乗りとなっています。

 前出の担当者によると、こうしたボディサイズの違いは、室内空間の広さはもちろん、運転のしやすさや駐車場スペースに大きく影響するといいます。

「6人以上の人が乗車する可能性が高い人の場合には、おのずとミニバンを選択することになります。

 しかし、お客さまのなかには運転にあまり自信がないという人もおり、大きいサイズのクルマは好まない人も見られます。

 そうした人は、『ゆったり乗車できるぶんサイズが大きいステップワゴン』か『乗員人数はギリギリではあるもののコンパクトで運転しやすいフリード』か、という点で検討されています」(前出の担当者)

 また、もともとはステップワゴンの購入希望者でも、駐車スペースの大きさからコンパクトなフリードの購入を視野に入れるという人も多いようです。

 さらに担当者は、もうひとつの大きな比較ポイントについて「価格帯の差で検討する人も多く見られます」といいます。

 新型ステップワゴンの価格は販売店によると、シンプルなデザインの「エアー」(299万8600円)から「スパーダプレミアムライン」(384万6400円)となっているといいます。

 一方のフリードは、「B Honda SENSING」(199万7600円)から「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」(301万8400円)、フリード+「G Honda SENSING」(218万2400円)から「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING(304万0400円)です。

 価格を見てわかるように、エントリー価格では100万円近くの差があります。

 人によってクルマの用途が異なるため、価格に対する価値観も異なるといえますが、前出の担当者によると、価格の安さからフリードを選択する人も見られるといいます。
 
 前出の担当者は「お客さまの多くは、クルマの使用頻度や用途などを総合的に考えて、価格に見合うモデルであるか慎重に購入を検討されています」といい、クルマの価格差がユーザーにとって大きな判断材料となっていることは間違いないようです。

※ ※ ※

 ちなみに、新型ステップワゴンは先代に比べてややサイズが大きくなっていたり、デザインも大幅に変更になっていたりすることもあり、歴代のステップワゴンオーナーのなかにも、フリードへの乗り換えを検討する人がいるようです。

 フリードは前述したように、まだフルモデルチェンジに関しての情報はありませんが、一般的にクルマのモデルチェンジは6年から7年ほどでおこなわれることが多く、時期的に見て近い将来に新型が登場する可能性も考えられます。

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2件のコメント

  1. フリードは流石に設計が古くなってきたかな?
    ホンダセンシングは2世代前だし、HVシステムはi-dcdだし。
    フルモデルチェンジしたら更に良い車になるんじゃないかな?
    内装デザインやシートの設計は特にね。
    まあ確実に値上げはするだろうけど。

  2. 大きさが違うのであまり同社競合しないと思う
    フリードユーザーの多くはステップワゴン移行せず新型フリード登場待ちでしょう。
    多分、新型フリードは現行フィットベースだし
    ほぼ開発出来ていつでも生産に入れる準備は整えているのだと思うけど、
    新型ステップワゴン生産へのリソース上の都合や
    国内生産工場縮小、半導体不足問題に加え
    トヨタも年内新型シエンタ投入する噂あるからそれの様子見もあり
    現行でも売れ行きは以前好調な事から
    発表発売開始時期を遅らせて調整してそうだ。

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