「神隠しに遭いそう…」標識には「来るな」の文字!? 福島県に不思議な道路が存在! SNSで話題に
SNSで、ちょっと変わった道路についてのある投稿が話題となっています。どういった内容なのでしょうか。
「この先通れるの!?」 福島県にある不思議な道路がSNSで話題に!?
道路というとクルマが走れるように整備されていることが多いですが、一方でクルマがぎりぎり通れるほどの道幅だったり、舗装されていなかったりすることもあります。
そんななか、SNSではあるユーザーの変わった道路に関する投稿が話題となっています。
「この道、本当に高速道路に出れるんですか…?」というコメントに1枚の画像を添えたはーにゃん(@198k800m_Bndr)さんのツイッター投稿です。
画像は、高速道路ICの案内標識を撮影した写真で、標識は道路を6km直進した先に常磐自動車道のいわき勿来ICがあることを示しています。
道路はクルマが通った形跡があるもの、コンクリートなどで舗装されておらず、標識の矢印が指し示す先は森の奥に続いているように見えます。
これについて、ほかのユーザーからは「6kmも走りたくないこわい」「酷道ですね」「これは絶対つながってない」などの声が多く寄せられています。
またIC名にもなっている地名の勿来(なこそ)は、古語で「来ること勿かれ(来るな)」という意味合いを持つことから、「勿来(来るな)って名前が皮肉ある!」「いわき来ること勿かれになってる」といった反応も見られます。
このほか、「この道通ったことある」「昔通った!不安になると思うけど当時は昔は勿来ICへ行けた」「知らない道だと進むのに勇気いる」など、かつて通ったという声も寄せられています。
では、この場所は今でも通過することはできるのでしょうか。
これについて、投稿主のはーにゃん(@198k800m_Bndr)さんは、画像の道について以下のような投稿もしています。
「国道289号線の旧道ですが、ここから先は通行できないようです。またアクセス路はどの道も狭隘なので、訪れる際はお気をつけて」
実際にこの標識の道を地図で見てみると、先は細く険しい山道が続きます。
進んだ先には通行止めの看板が設置されており、前述の通り現在は通過できないようです。
この道路はもともと四時川と四時湖沿いに進み、2kmほど下流の四時ダムの近くまで続いていましたが、通行止めの理由について、四時ダムを管理する鮫川水系ダム管理事務所の担当者は次のように話します。
「かつて通れるようになっていましたが、2019年に台風による土砂崩れが発生し、道路は復旧せずに封鎖する形をとったと聞いています」
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今回の投稿があった道路は現在通行止めであり、また周辺の道路も険しい山道が多いため、近くを通る際は事前に情報収集するなどして気をつけましょう。
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